【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 自作PC編】
年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。
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完成品もいいけれど、もっと自分好みのパソコンが欲しい。今はカッコよくて自分に合ったスペックのパソコンを自作できる時代。しかも思っている以上に簡単に。そして奥が深い。そんな自作PC作りに沼落ちしている人は多く、ドスパラ秋葉原本店で働く登坂さんもそのひとりだ。
「私もそうでしたが、自作PCは工学などの知識がなくても作れます。必要なパーツを購入して組み合わせるだけです」
そのパーツはピンキリでどのようなスペックによるかだが、20〜30万円程度あればゲーム配信用のPCは自作できるそう。そして登坂さんが紹介してくれた自作PCを見ればわかるように、自分で作ったパソコンは市販のものとは全く異なり、キラキラ光らせたり、推しを飾ったりと何でもできる。すごい自作PCをSNSにアップしている猛者も大勢いるので気になったらチェックしてみよう。
「自作PCを作ってみたい方はYouTubeにある自作PC作りの動画を見てイメージトレーニングをしたり、誰がどんなパーツを使っているかチェックしてみてください。同じ動画を何度も見れば、初めての方でも不安なく挑戦できるはずですよ」
ドスパラ秋葉原本店 フロアマネージャー 登坂祐大さん
自作PCにハマったことをキッカケに、創業40周年のサードウェーブが運営する老舗パソコン専門店「ドスパラ」に入社。現在は秋葉原本店のフロアマネージャーだけでなく、同店で開催される自作PC組み立てイベントでは講師も務める
<作る>
■自作PC
ものづくりが好きなら、自作PCの世界に足を踏み入れてみよう。スペックを追い求める以外に、カッコよさを追求する楽しみもある。一度ハマると抜け出せない底なしの沼趣味だ。
<ドスパラで買える オススメパーツ5選>
リストに掲載されている8つのパーツが自作PCの中心。素人には無数にある中からどのパーツを使えば良いかは判断するのは難しい。そこで、初心者におすすめのパーツを教えてもらった。 ※すべて2025年1月時の価格
ドスパラ 秋葉原本店
電話:03-5295-3435
住所:東京都千代田区外神田3-11-2ロック2ビル 1F~3F/5F
営業時間:11:00~20:00
<初心者向けゲーム&ゲーム配信用自作PCに必要なパーツリスト>
1. PCケース
2. CPU
3. マザーボード
4. メモリ
5. SSD
6. グラフィックボード
7. 電源ユニット
8. OS
1. PCケースの流行りはピラー(支柱)なし
モンテック
「MONTECH XR(W-DP)(ATX ガラス ホワイト)ドスパラ限定モデル」(7980円)
ドスパラ専売のPCケースは流行りのピラーレスモデル。パネルを2枚とも取り外せて作業がしやすく、付属品のネジ類はどこのネジなのかが書いてある親切仕様。ホワイトとブラックの2色展開で、PCケースでは良心的な価格も初心者向き。
2. CPUは近年人気急上昇のAMD
AMD
「Ryzen 7 9700X BOX」(5万8980円)
AMDは近年シェアを伸ばしているCPUメーカーで、ファンも多く登坂さんもそのひとりだそう。そんなAMDからリリースされている最新世代CPU。「悩んだらこのCPU」とも言えるゲーム・クリエイティブ両方に高い水準のパフォーマンスを誇る。
3. 自作PCの屋台骨は流行りの白×人気の迷彩で
アスロック
「B650 Steel Legend WiFi」(3万6800円)
自作PCの屋台骨となるマザーボードは耐久性が大事。そして、全体の方向性にも影響するのでデザインもすごく重要。自作PCでは白が流行りで、このマザーボードは基盤まで白く、要所にモノクロの迷彩柄が落とし込まれていて人気が高い。
4. PCを光らせたいならコレ。好きな色・光に設定可能
ドスパラセレクト
「D5D6000-16G2A1-RGB-WH」
「D5D6000-16G2A1-RGB-BK」(各1万8580円)
メモリ選びは容量だけでなくデザインにもこだわるのが自作PCならでは。ドスパラのプライベートブランドで販売中の光るメモリは、シンプルで扱いやすくライティングの色はマザーボードの制御ソフトで好きな色や光り方に設定できる。
5. 進化を続けるPCの映像美。性能も申し分なし
パリット
「NED4070019K9-1047L」(8万4980円)
グラフィックボードは映像処理を行うパーツなので、用途に合ったスペック選びが大事。こちらの白いグラフィックボードはドスパラ専売で、前世代のハイエンドGPUと同等の性能を持ち、高い満足度を得られるアイテム。
<登坂さんが実際に組んだ自作マシンたち>
青く光らせてみたり希少なパーツを使ったり、パーツをギュッとまとめてコンパクトにしたりと作品ごとに見た目や性能はバラバラなのが面白い。登坂さんは使うパーツなどからコンセプトを決めて自作することが多いそう。
<登坂さん愛用の工具はコチラ!>
自作PCには専門道具が数多く必要…、ではなかった。エアダスター&クリーナーとドライバー、ケーブルをまとめる用の結束バンドがあれば十分だそう。
>> 特集【ハマればそこはディープな世界_今年初めたい趣味沼入門】
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号116-117ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON PRODUCTION 写真/大村聡志>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/660452/
- Source:&GP
- Author:&GP
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