会議用の資料作りで書類や本から文章を引用したり、領収書やレシートの値段を表に写したり、紙に書かれた文字をテキストデータとしてデジタル化したりする際に、ひとつずつ打ち込むのは結構な重労働…。誰かに任せたくなる、そんな文字や数字のデジタル化をササっと行えるのが、PenPowerから登場したOCR(光学的文字認識)を備えた多機能ペン型スキャナー「WorldPenScan WIFi」(実勢価格:1万8800円前後)です。
片手で扱えるペン型のスキャナーは、縦書きでも横書きでも書類や本をなぞるだけで文字をテキストデータ化。スキャンしたテキストデータはWi-Fiでクラウドに同期され、PC、スマホ、タブレットなどで文字のペーストや編集が行えます。PCで作業する場合はスキャンした文字をWordやExcelなどのソフトに直接入力することも可能なので、ググっと作業効率がアップするはず!
なお、OSはMac、Windows、iOS、Android、Chromebookに対応。OCR機能は日本語や英語をはじめとする41言語をサポートし、1分間で最大1000文字をデジタル化できます。このスキャナーがスゴイのはただ文字をデジタル化するだけじゃなく、読み上げ機能や翻訳機能が備わっているところ。
読み上げ機能では、なぞった文字を音声で読み上げ(11言語に対応)。外国語のヒヤリングの勉強になるだけでなく、老眼などで細かな文字を読みづらい人のサポートとしても役立ちます。
なお、読み上げ速度は低速、標準、高速の3段階を選択できるほか、男性と女性の両方の声を選ぶことが可能です。
翻訳機能は、なぞった文字を翻訳してPCやスマホの画面に表示。これなら家電に外国語のみの説明書ついてきても大丈夫! 外国語の勉強以外にも、英字新聞を翻訳したり、外国語で書かれたレストランのメニューを翻訳したり、活用シーンは多そう。
その他には、ラインを引いて特定の文章にフォーカスを当てる機能なども。電源はバッテリー式になっていて、1回の充電で約2.5~3時間の使用が可能です。
文字をなぞるだけで、スキャン、読み上げ、翻訳を行ってくれるペン型スキャナー。急な資料作りやデータ入力など、カバンに入れておけば何かと活躍してくれそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/668846/
- Source:&GP
- Author:&GP
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