MOFT(モフト)から、iPadを浮かせて快適に使える「MOFT ダイナミックフォリオ」が発表されました。クラウドファンディングサイトMakuakeでは期間限定の先行販売が開始されており、割引価格での購入が可能です。iPad mini(A17 Pro)と組み合わせて、実際に使ってみた印象をご紹介します。
本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプルを使用しています。
iPadを浮かせて使える「MOFT ダイナミックフォリオ」
「MOFT ダイナミックフォリオ」は、折り紙のように組み立てることでiPadを浮かせられる、フローティングスタンドになるケースです。iPadを浮かせることで、快適にiPadを活用できます。
折りたたみ式のスマホスタンドや、ウォレットになる高機能スタンド、手書きメモが取れるスタンドなど、折り紙にインスパイアされた独創的な製品を送り出してきた、MOFTらしい新製品と言えるでしょう。
iPadの各モデルに対応
「MOFT ダイナミックフォリオ」は、以下のiPad各モデルに対応します。
- iPad Pro
11インチ、13インチ(M4)
11インチ(第2、3、4世代)
12.9インチ(第4、5、6世代) - iPad Air
11インチ(第4、5世代 / M2 / M3)
13インチ(M2 / M3) - iPad mini
iPad mini (第6世代 / 第7世代(A17 Pro)) - iPad
iPad 第10世代 / 11世代(A16)
カラーは、「ストーングレー x サファイヤブルー」、「ミストブルー x ミスティグレー」、「ジェットブラック」の3色が用意されています。ただし、iPad mini用とiPad用は、ストーングレー、ミストブルーの2色展開です。

今回は、iPad mini用のストーングレー x サファイヤブルーを提供いただき、実際にiPad miniに装着して使ってみました。
Makuakeで先行割引販売中!
「MOFT ダイナミックフォリオ」は、4月16日から5月30日までの期間、クラウドファンディングサイトMakuakeで先行販売が開始され、割引価格での購入が可能となっています。
目標額の50万円に対して、プロジェクト開始初日で680万円以上、4日で1,200万円以上の応援購入を集める反響を呼んでいます。

なお、先行して実施された海外クラウドファンディングサイトKickstarterでも、10,000ドルの目標に対し26倍以上の支援を得ています。
「MOFT ダイナミックフォリオ」の、Makuekeでの販売価格(全て税込)は以下のとおりです。
- MOFT ダイナミックフォリオ Mini(iPad mini用):一般販売予定価格 5,980円 →5,680円(5%オフ)
- MOFT ダイナミックフォリオ 11インチ:一般販売予定価格 7,880円 → 6,980円(11%オフ)
- MOFT ダイナミックフォリオ 13インチ:一般販売予定価格 9,980円 → 8,980円(10%オフ)
iPad mini(A17 Pro)で先行レビュー!
「MOFT ダイナミックフォリオ」の外側は、MOFT独自開発のヴィーガンレザー素材「MOVASレザー」で覆われています。

細かい凹凸があり、サラッとしていながら、手になじむ触感です。

内側は鮮やかなブルーです。こちらは、しっとりと滑らかな、本革のような触感です。

iPad miniの装着は、カメラ穴に合わせて磁気で吸着させるだけとシンプルです。

画面をカバーすると、ディスプレイがオフになり、カバーを開けるとオンになります。

1辺を除いて、側面がオープンになるデザインです。

iPad miniを固定する磁力は強く、「MOFT ダイナミックフォリオ」を持って軽く降った程度ではiPad miniが落ちてくることはありません。

このままの状態でもApple Pencilを装着できますが、この状態だと、Apple純正のSmart Folioと同様、Apple Pencilが外側に飛び出してしまい、持ち運びには少々心許ないです。

別売のApple Pencil用ホルダー「MOFTペンスロット」を装着すると、Apple Pencilがしっかり固定できます。

Apple Pencilホルダーは、iPadを装着する前に、「MOFT ダイナミックフォリオ」の内側に磁気で吸着させて使います。

定規の目盛がついているので、ちょっと長さを測りたいときには取り外して使うと便利です。
切り欠き部分に指を入れると、Apple Pencilは簡単に取り出せます。

「MOFTペンスロット」の一般販売予定価格は1,480円ですが、Makuakeでは20%オフの1,180円で購入可能です。
多彩な使い方が可能、使い方を覚えるのは簡単
「MOFT ダイナミックフォリオ」は、折りたたみ方によって20種類以上の使い方が可能です。しかし、使い方を覚えのは簡単で、説明書を持ち歩く必要はありません。
ひとつは、丸い「o」マークどうしを組み合わせる方法です。

横向きにiPadを浮かせられるフローティングモードで使えます。

次は、短いバーのアイコンどうしを合わせる使い方です。

iPhoneと組み合わせたデュアルスクリーンモードで使えます。なお、iPad mini用モデルでは、サイズの制約上、iPhoneを縦向きに置くことができません。

そして、背面の小さなタブを起こして使う方法です。

iPadを縦向きにしてのWeb閲覧などに便利です。

スリムに持ち運べて、iPadを浮かせて便利に使える
「MOFT ダイナミックフォリオ」を装着したiPad miniを、14インチMacBook Proと並べて使ってみました。
横向きだとiPad miniの画面が高くなり、少ない視線移動で表示内容をチェックでき、画面の角度もほぼ同じなので疲れにくく、快適です。

iPad miniを浮かせた状態でタッチやスワイプの操作をしても、ぐらつくことはなく、安定しています。

iPad miniを縦向きで固定すると、チャットやメールを一覧表示にして、作業しながらチェックするのに便利です。

iPad+キーボードの使い方も快適
「MOFT ダイナミックフォリオ」は、iPadとキーボードやマウスを組み合わせて、モバイルオフィスのように活用するのにも便利です。
iPad miniにAppleのMagic KeyboardとMagic Mouseを接続して、文字入力などの作業に使ってみました。

適度にディスプレイの高さが上がっていることで、首や肩にかかる負担が小さく、快適に作業できました。
汚れや傷の付きやすさをチェック
軽やかな印象のストーングレーのMOVASレザーが、汚れや傷にどの程度強いのか確かめるため、まる1週間、バッグに入れて持ち歩き、普段と同じくデスクでのメールチェックや資料確認、ミーティングでのメモ取りにフル活用してみました。
表面・内側ともに目立った汚れや傷はなく、MOVASヴィーガンレザーの耐久性の高さを実感できました。

なお、MOFTは汚れた場合のお手入れ方法として、湿らせた柔らかい布などで優しく拭くことを推奨しています。

なお、すぐに蒸発する程度の量であれば、消毒用アルコールを使用することも可能です。
消毒用アルコールが使用できるのは、天然皮革にはないメリットといえます。
moshiのケースと比較してみた
製品の性格が若干異なりますが、筆者がこれまで愛用してきたmoshiのケースと比較してみました。
スタンドとしての使用時は、「MOFT ダイナミックフォリオ」は硬めのガラスファイバー製ボードがマグネットでカチッと固定できるので、スタンドの状態でタップ操作すると若干グニャっとする感触のあるmoshiのケースよりもしっかり感があります。

一方、moshiのケースでは保護されるiPad miniの側面が、「MOFT ダイナミックフォリオ」では露出するので、落下には気を付ける必要があります。
Apple Pencilを装着した状態で画面を開いて作業する場合、moshiのケースではApple Pencilが露出するので電車内などでの作業時には気を使いますが、「MOFT ペンスロット」でしっかり固定されるのは安心感があります。

まとめ:iPadシリーズの活用場面すべてで活躍
iPadシリーズは、さまざまなシーンで活用できるデバイスですが、「MOFT ダイナミックフォリオ」は、iPadのすべての使い方において、便利に活用できそうです。
「MOFT ダイナミックフォリオ」が気になる方は、Makuakeのプロジェクトをチェックしてみてください。
- Original:https://iphone-mania.jp/goods-594252/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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