Instagramで気に入った投稿をもう一度シェアしたいときに便利なのが「リポスト」という方法です。
ただし、InstagramにはXのような公式のリポストボタンがないため、「どうやって共有するの?」と戸惑う方も少なくありません。
この記事では、iPhoneを使ってInstagramの投稿(フィード・ストーリーズ・リール)をリポストする方法を、画像アプリなどを使わずInstagramの標準機能だけで解説します。
マナーや注意点、よくある質問まで解説しているので、初めてリポストに挑戦する方も安心してご覧ください。
Instagramのリポストとは?

Instagramの「リポスト」とは、他のユーザーが投稿した写真や動画を、自分のアカウントで再共有することです。
旧Twitterでいうところの「リツイート」に近い感覚ですが、Instagramには公式のリポストボタンがないため、投稿の種類(フィード・ストーリーズ・リール)によってリポストの方法が異なるのが特徴です。
リポストには、以下のような目的があります。
・素敵な投稿をフォロワーにも共有したい
・イベント情報やお知らせを拡散したい
・ファンアートやコラボ投稿を紹介したい
ただし、無断での転載はマナー違反やトラブルの原因になるため、基本的には「タグ付け」「メンション」「許可取り」を意識することが大切です。
Instagramで”フィード投稿”をリポストする方法

Instagramのフィード投稿には、直接的なリポスト機能はありません。
そのため、以下のような方法で間接的に共有することになります。
1. ストーリーズにシェアする方法
この方法は、投稿者が「ストーリーズへのシェアを許可」している場合にのみ使えます。
特にビジネスアカウントやインフルエンサーの投稿では、有効なケースが多いです。
手順は以下の通りです。
- Instagramでリポストしたいフィード投稿を開く
- 投稿の下にある「紙飛行機アイコン(送信)」をタップ

- 「ストーリーズに投稿を追加」を選択
- スタンプやテキストを加えて、画面下に表示されるストーリーズをタップして投稿

この方法では、相手の投稿が自分のストーリーズにカード形式で表示され、タップすると元の投稿に遷移するため、投稿者にもメリットがあります。
2. 投稿リンクをコピーしてシェアする方法
もし投稿がストーリーズでシェアできない設定になっている場合は、リンクをコピーしてシェアする方法もあります。
手順は以下の通りです。
- 投稿の下にある「紙飛行機アイコン(送信)」をタップ
- 「リンクをコピー」を選択し、コピーしたURLをDM・LINE・他SNSでシェア

この方法であれば、フォロワーや友人に確実に情報を伝えることができます。
Instagramで”ストーリーズ”をリポストする方法

ストーリーズは一時的な投稿ですが、条件が整えば他人のストーリーズも自分のアカウントで再投稿することが可能です。
メンションされた場合のみ可能
他人のストーリーズをリポストできるのは、あなたがそのストーリーズ内でメンション(@ユーザー名でタグ付け)されているときに限られます。
手順は以下の通りです。
- InstagramのDM(吹き出しアイコン)を開く
- 「○○さんがあなたをメンションしました」のメッセージを確認

- メッセージ内にある「ストーリーズに追加」をタップ
- 編集画面でテキストやスタンプを加えて、自分のストーリーズに投稿

この方法でリポストされたストーリーズには、「元の投稿者へのリンク」が自動で埋め込まれるため、安心して使えます。
ただし、親しい友達機能を利用したストーリーズに関しては、メンションされた場合でもリポストはできないためご注意ください。
メンションされていない場合
残念ながら、メンションされていない他人のストーリーズはリポストできません。
スクリーンショットで再投稿することも可能ですが、必ず投稿者の許可を取るようにしましょう。
Instagramで”リール”をリポストする方法

リール(Reels)は、短尺動画としてInstagram内で大きなリーチを得やすい投稿形式ですが、リポスト機能は限定されています。
ストーリーズでシェアする方法
Instagramのストーリーズでシェアする方法は、以下の通りです。
- シェアしたいリールを開く
- 画面右側にある「紙飛行機アイコン」をタップ

- 「ストーリーズに追加」を選ぶ
- 必要があれば文字やスタンプを加え、「ストーリーズ」に投稿

この方法では、リールをストーリーズの中で再生可能な状態で紹介できます。視聴者はタップしてリール本体にアクセスできます。
DMや他投稿で紹介する方法
リールもフィード投稿と同様に、リンクで共有可能です。
手順は以下の通りです。
- 画面右側にある「紙飛行機アイコン」をタップ
- 「リンクをコピー」を選択し、コピーしたURLをDM・LINE・他SNSでシェア

Instagramでのリポストの注意点

リポストは便利な反面、マナーやルールを無視するとトラブルの原因になりかねません。
以下では、リポストを行う際に注意すべきポイントを小見出しごとに解説します。
投稿者の許可を得る
Instagramでは、他人の投稿をシェアする際に明示的な許可を得ることがマナーとされています。
DMやコメントで「この投稿をリポストしてもいいですか?」と一言確認を取ることで、トラブルを防ぐことができます。
スクリーンショットの使用には配慮を
ストーリーズや投稿をスクリーンショットしてリポストする場合は、特に慎重になるべきです。
著作権や肖像権の観点から、必ず投稿者の許可を得るようにしましょう。
万が一無断で使用した場合、通報されたりアカウント停止のリスクがあることも理解しておきましょう。
商用利用の場合は特に注意
企業アカウントや商品紹介など、商用目的でリポストを行う場合には、より厳格なルールが求められます。
リポストすることで商品やサービスの宣伝になる場合は、投稿者の明確な同意とクレジット表記が必要です。
場合によっては書面での許可が必要となるケースもあります。
よくある質問(FAQ)

Instagramのリポストに関して、よくある質問を以下にてまとめました。
Q. フィード投稿を自分のプロフィールにそのまま載せることはできますか?
A. 現時点でInstagramには公式のフィード・リポスト機能がありません。
他人の投稿を自分のフィードに表示するには、スクリーンショットなどの手段が必要ですが、許可を得ることが前提です。
Q. リポストしても相手に通知は届きますか?
A. ストーリーズにシェアした場合やメンションを付けた場合は通知が届きますが、リンクの共有だけでは相手に通知は届きません。
Q. 他人のリールを自分のリールとして投稿することはできますか?
A. いいえ。他人のリールをそのまま自分のリールとして投稿することはできません。
ストーリーズやリンクでの紹介が基本です。
Q. ストーリーズのリポストを許可していない相手の投稿をどうしても共有したい場合は?
A. 投稿者にメンションされていない場合、その投稿をリポストすることは基本的にできません。
どうしてもシェアしたい場合は、投稿者の許可を得てスクリーンショットを使用するなどの方法があります。
まとめ

Instagramでは、投稿の種類ごとにリポストの方法が異なります。
公式な「リポストボタン」がないため、ストーリーズ経由のシェアやリンクの活用が現時点で最も実用的な方法です。
本記事で紹介したリポスト方法は、アプリ不要・iPhoneだけで完結するものなので、安心して使える手段ばかりです。
お気に入りの投稿をフォロワーと共有する際は、マナーとルールを守りながら楽しく活用してみてください。
- Original:https://iphone-mania.jp/manual/howtoappli-595301/
- Source:iPhone Mania
- Author:hori
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