手持ちカメラでの動画撮影時、悩みのタネとなりがちなのが画面のブレや構図の不安定さ。特に自撮りや動きながらの撮影では、「もっとスムーズに撮れたら…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなシーンで頼りになるのが、グリップタイプの撮影アクセサリー。たとえばソニーのαシリーズやVLOGCAMシリーズをメイン機材として使っているなら、チェックしておきたいのが純正オプション「GP-VPT3」(1万8700円)。手持ち・三脚・リモート操作の一台三役で、撮影スタイルの自由度を一段階引き上げてくれるとっておきの秘密兵器です。
▲「GP-VPT3」
この「GP-VPT3」は、Bluetooth接続によるカメラ操作が可能な、ミニ三脚を兼ねたシューティンググリップ。2020年に発売された「GP-VPT2BT」の後継モデルにあたるもので、カメラ本体との通信方式には安定した接続状態が期待できるBluetoothを採用。赤外線のように直線的な信号に頼らず、障害物に強く安定した接続が可能です。
最大のアップデートポイントは、従来モデルではグリップに直付けされていたリモコン部分が着脱式になったこと! ミニ三脚として使用する際に、カメラから離れて手元で遠隔操作できるようになり、特に単独撮影が多い人ならその便利さを実感できそう。さらに夜景や望遠での撮影では、ブレを最小限に抑えたシャッター操作が行えるのも大きなメリットです。
リモコン部分も着実に進化を遂げています。ユーザー待望のAF-ONボタンが新たに追加されたほか、ズームボタンはフォーカス操作も可能な「フォーカス/ズームボタン」へと機能が拡張されました。さらにこれに伴い、ボタンのレイアウトも刷新。従来モデルでは横並びだったシャッターボタンと動画撮影ボタンを縦方向の配置に変更したことで、意図しない操作ミスを防止。またズームボタンの位置もより扱いやすく配置され、より自然な操作を可能にしています。
前モデルで好評だったカスタム用のC1ボタンは引き続き搭載されており、よく使う機能を事前に割り当てておけばいっそう利便性アップ。さらに「もう1つカスタムボタンが欲しい」という声に応えて、AF-ONボタンにも任意の機能を割り当てられるようになりました。
グリップとしての基本性能も、見逃せない進化ポイントです。人間工学に基づいて設計された形状は、吸い付くように手にフィット。長時間の撮影でも疲れにくさを実感できます。
自分撮りと外向き撮影の切り替えがワンタッチで行える雲台機構や、角度調整がしやすいチルト機構も搭載、最大耐荷重量は1.5kgで、αシリーズやVLOGCAMシリーズをはじめとする幅広いカメラに対応します。
「グリップや三脚は愛用のものがある」という方や、「リモート操作だけを強化したい」というニーズには、リモート操作に特化した着脱式リモートコマンダー「RMT-VP2」(1万1000円)が最適です。GP-VPT3の便利なリモコン機能の多くを継承し、フォーカス操作やカスタムボタンなども同等に使用可能。手持ちの機材はそのままに、撮影の自由度と快適性をさらに高めることができます。
両モデルともに発売は6月27日からとなっています。
>> ソニー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/679103/
- Source:&GP
- Author:&GP
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