庭の草むしり、しゃがむのしんどくないですか?
しかも相手がスギナやドクダミともなれば、引っこ抜いたつもりでも数日後にはまた顔を出す、まるでゾンビのような復活力。だから最近は「根は気にせず、とにかく葉を刈る」方針に切り替えました。光合成をさせずに体力を削ぐ、いわば“根気勝負”です。
でもそれを続けるには、草を効率よく“断ち切れる”道具が必要。そこで試してみたのが、大進「雑草削る君 シェーバー 1200mm柄」(実勢価格:2700円前後)なんですが、予想以上に頼れる1本でした。色々試してきましたけど、スギナ・ドクダミ刈りにはこれがナンバーワンかも…!
■ 地面スレスレを狙い撃ち。ザクッとを断つ
最大の特徴は、三角形フレーム内に配置された内側のブレード。雑草をこのブレードでとらえ、地面スレスレを引くように削ることで、草を刈っていきます。
▲地面に平行になるように引くのがポイント
キュッとメリハリをつけて引くと、スギナやドクダミのような手強い雑草でも、気持ちよく刈り取れます。商品名こそ「“削る”くん」ですが、ザクザク切るような使い心地ですね。
ひらひらした柔らかい雑草や芝生にはやや不向きですが、頑固系雑草にはとにかく効きます。
■ ピンポイントで“抜く”機能も。足踏みバーで根までズボッと
先端のとがった部分を使えば、ピンポイントで雑草を狙い撃ち。足踏みバーで押し込めば、根までしっかり届いて一気に引き抜くことも可能です。「面で刈る」と「点で抜く」の両方ができる、器用な作りで庭仕事のオールラウンダーですね。
■ ギザ刃の“押し切り”は仕上げやコンクリ際に◎
側面に付いたギザ刃は、押して削るためのサブ機能。いまのところ、コンクリのきわに生えた芝や、タイルのスキマから出た雑草の処理に使える感触。広範囲向きではないけれど、仕上げ用ツールとしては便利です。
■ 立ったまま作業できる、ただそれだけでだいぶ違う
柄の長さは約120cm(全長約136cm)、重量も約800gと、片手で振っても負担を感じにくい絶妙なバランス。しゃがまずに草刈りができるという1点だけでも、作業の負担は劇的に減ります。腰や膝を守りつつ、気づけば庭1周。結果として、草むしりが長続きするようになりました。
■ “三角ホー”との使い分けで、夏の雑草を制す!
▲ものの数分で小さい山ができるくらいにはスパスパ。切ると同時に集められるのも◎
ちなみに、万能草刈りアイテムとして“三角ホー”も使っています。こちらはガムシャラに叩き切るようにザクザク草を除去するのが持ち味。一方で「削るくんシェーバー」は、なるべく地面を荒らさず、静かに削るスタイル。疲れず・キレイに・狙いすましたいときに向いています。
今年の夏は、この2本をうまく使い分けながら、雑草との長期戦に挑んでみるつもりです。
▼実際の切れ味は動画でチェック
>> 大進
<取材・文/山口健壱(&GP)>
山口健壱|キャンプ・アウトドアと動画担当。2年半ほどキャンプ場をぐるぐる回って、回り回って&GP編集部所属。“キャンプの何でも屋”としてキャンプを中心にライティング、動画製作、イベントMCなどを行う。ボサボサの庭はまずいので今年も楽にガシガシ使える除草アイテムを試してみる所存。
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/679886/
- Source:&GP
- Author:&GP
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