【買って得モノ&夏のトレンド調査】
インドアの趣味として人気のホームシアター。最近はカジュアルに迫力と臨場感あるビジュアルとサウンドを楽しめる優秀な機器が続々。そんな中、ヨドバシカメラの売れ筋とは?
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「手軽に大画面化が可能なプロジェクターが人気です。Android TVなどのOS内蔵は必須。配信系のサービスを楽しむ方がほとんどですね」とヨドバシカメラの乗冨純平さん。
煩雑な配線などの説明がなく、部屋間の移動も自由にできるお手軽さがウケているという。また、壁やスクリーンだけでなく天井にも投写できるタイプが特に人気。
「大画面テレビと異なりスペパに優れ、部屋に馴染む点も人気です。引越しなどを機にテレビの代わりに購入する方もいるほどです」
一方、サウンド面を含めより本格的にホームシアターを楽しむ人に注目なのが、臨場感ある立体音響を楽しめるサウンドバーやスピーカー。より深い没入感が味わえると大画面テレビ派を中心に売れているとのこと。
「高音質やワイヤレス化、サイズダウンを測っているモデルなどより手軽に導入できるモデルが売れています」
まさに手軽にホームシアターが構築できる時代。アナタもチャレンジしてみては?
ヨドバシカメラ
AV商品事業部員
乗冨純平さん
長年、店舗のAV売り場で販売を経験したベテランスタッフ。現在はバイヤーとして主にプロジェクターの仕入れなどに携わっている
<爆売れ!>
1. 天井投写でまったり動画鑑賞!
XGIMI
「MoGo 3 Pro」(実勢価格:6万7300円前後)
天井にも投写できるので寝ながらでも楽しめます。幻想的なプラネタリウムやリアリティ溢れるVR体験も楽しめる点もポイント(乗冨さん)
投写角度を自在に変更できるスタンド一体型プロジェクター。明るさは最大450ISOルーメン。Harman/Kardon製スピーカーを2基搭載するなどサウンド面も強化されている。
▲コンパクトなうえ別売りのバッテリー付きスタンドを使えばアクティブに持ち出せる
▲別売りの「XGIMIマジカルレンズ」でプラネタリウムのような幻想的な空間やVR空間、癒やし空間などを演出
<スタッフイチ推し!>
2. 7.1.4chのサラウンドを実現するロングセラー
JBL
「JBL BAR 1000」(実勢価格:13万1190円前後)
筐体の両端に完全ワイヤレスの充電式リアスピーカーを搭載した「第3世代の革命的リビングシアターシステム」です(乗冨さん)
Dolby AtmosとDTS:Xに対応。サウンドバー本体から着脱可能な充電式リアスピーカーを設置すれば7.1.4chの立体音響を手軽に構築可能。サブウーファーによる迫力ある低音も魅力だ。
▲壁や天井を使い音を広く反射させるJBLの独自技術「MultiBeam」により、音に包まれるイメージを実現
<人気急上昇!>
3. RGB3色レーザー搭載で明るく鮮明な映像を満喫!
TVS REGZA
「4Kレグザ レーザープロジェクター RLC-V7R MAX」(実勢価格:37万4000円前後)
TVメーカーのレグザが満を持してプロジェクターを発売。最大150インチで楽しめる大画面は明るく、サウンドも実にクリアです(乗冨さん)
RGB3色レーザーとDLPによる投写方式により高い色純度や高輝度、広色域を実現。実用最大出力40Wの2.1chのスピーカーシステムと合わせて迫力満点の映像を体験可能だ。
▲光源に日亜化学工業製のRGB3色レーザー光源を採用。最大輝度約3000ルーメンで色鮮やかで明るい映像が楽しめる
<爆売れ!>
4. 定評のある独自の立体音響技術に対応!
ソニー
「サウンドバー BRAVIA Theatre Bar 8 (HT-A8000)」(実勢価格:12万6060円前後)
「360 Spatial Sound Mapping」に対応。高音質かつクリアで、より広がりのある立体音響をスリムな筐体で実現しています(乗冨さん)
トゥイーターとウーファーの2WAYのスピーカー構造に加え新たにサイドスピーカーを搭載。計11基搭載のスピーカーユニットにより広域なサラウンドサウンドを実現した。
▲広大な音場と臨場感を創出する独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に本体のスピーカーのみで対応可能に
5. 同社初の超短焦点プロジェクター
Aladdin X
「Aladdin Marca XM03F」(14万9800円)
壁からわずか24cmの距離で100インチが楽しめます。筐体の質感が滑らかなため、いろんな部屋にも馴染むプロジェクターです(乗冨さん)
フルHD、壁から24cmで100インチの大画面を満喫できる超短焦点プロジェクター。明るさは1000ANSIルーメン。Aladdin OSを搭載し、さまざまなオリジナルコンテンツが楽しめる。
▲どんな部屋のインテリアにも馴染む上質感ある素材と洗練されたデザインもポイントが高い
6. 臨場感を突き詰めた究極サウンドバー
BOSE
「Bose Smart Ultra Soundbar」(13万2000円)
効果音を分離し、部屋内のあらゆる部分に音を放射することでかつて経験したことのない臨場感ある空間オーディオが体験できます(乗冨さん)
Dolby Atmos対応に加え独自のPhaseGuideテクノロジーによりスピーカーがない左右からもはっきりと音が聞こえ、サウンドが全方向から空間を満たすような感覚をもたらす。
▲A.I.ダイアログモードを搭載。セリフと効果音のバランスをAIが調整し、臨場感あるサウンドと明瞭な音声を両立
※実勢価格に関して取材時点のヨドバシカメラの価格を参考にしています
■識者イチオシのアクティブギア
JMGO
「PicoFlix ポータブルプロジェクター」(8万9980円)
Google TV搭載のモバイルプロジェクター。ラフに扱えるボトル型デザインで横に転がして角度調整も。車内やテントで大活躍します(折原さん)
上下に回転できるユニークなボトル型デザインで天井投影もお手のもの。10000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、エコモードで約4.5時間の再生が可能だ。
AV評論家
折原一也さん
※2025年6月6日発売「GoodsPress」7月号26-27ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/683112/
- Source:&GP
- Author:&GP
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