“走り”や“スタイル”にこだわったクルマ3台【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

パワーユニットはPHEVやHV、MHVが当たり前だが、その特性を走りの“味”として生かしたクルマが増えてきた。外観はSUVスタイルが相変わらず大人気で活況を呈している模様だ。

*  *  *

PHEVやHV、MHV…。今やクルマはハイブリッドモデルが目白押しだ。

「でも以前のようにエコ一辺倒というよりもモーターを走りの味として活用しているクルマが増えています。もともと内燃機関が苦手とする領域をモーターでカバーする思想で設計されているので良い方向に進んでいると思います」と竹岡さん。

そんな中、上半期注目されたのがハイブリッドではないが「ジムニー ノマド」。発表直後に注文が殺到し、一時は受注を停止するほどの大人気になった。

また、ストロングハイブリッドを謳った「フォレスター」、ワゴンとSUVの良さを併せ持った「クラウンエステート」なども話題となり、実際に販売台数を大きく伸ばしている。

モータージャーナリスト
竹岡 圭さん
クルマ選びから愉しさ満喫のカーライフまでサポートし、バラエティTV番組のMCも務める。ラリーやレースにもドライバーとして参戦中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)副会長。日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

ーライフスタイル部門/クルマー

<大賞>

1. 発表直後の予約殺到で嬉しい悲鳴!

SUZUKI
「JIMNY NOMADE」(265万1000円~)

「本格的オフローダーとしての性能は捨てがたいけれど、やっぱり5ドアの方が便利」というニーズにバッチリ刺さったモデル。性能と利便性の高さでウケています(竹岡さん)

これまでも人気だった「ジムニー」シリーズ初の5ドアモデル。悪路走破性の高さを維持したまま居住性や快適性、利便性が向上。1.5Lエンジンはオン・オフ問わず力強い走りが楽しめる。

▲単純に4+1ドア化だけでなく座席を後方に移して室内空間の拡大や乗降性の向上などの設計が施されている

▲排気量は小さくとも本格的悪路を走破する際に頼りになる5MT仕様も用意されている

<質感の高さ賞>

2. ついにシリーズ4タイプ揃い踏み

TOYOTA
「CROWN ESTATE」(635万円~)

荷室長2mも確保されたラゲッジスペースはアウトドアや車中泊といったニーズにも応えてくれそう。質感の高さは折り紙付き(竹岡さん)

16代目「クラウン」シリーズの4番目モデル。ステーションワゴンでありながらSUVのような力強いデザインが特徴。街中から自然の中まで滑らかに走れる。

▲2022年からのクロスオーバー、セダン、スポーツに次いで登場した「エステート」。走りも室内も上質だ

▲「大人のアクティブキャビン」を謳うだけあって全席が快適な仕様になっていて長距離も疲れにくい

<歴代最高人気賞>

3. 歴代フォレスターの中で最高人気

SUBARU
「FORESTER」(419万1000円~)

S:HEVのパワートレインをラインアップして歴代「フォレスター」の中では過去最高人気になっています(竹岡さん)

エンジンとモーターを状況によって使い分けるストロングハイブリッド(S:HEV)に加え、1.8Lターボモデルもラインナップ。どちらも街中から高速まで力強い走りを楽しめる。

>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号52ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/松尾直俊>

 

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