AirPods Pro 3では音響密閉テストが可能に

AirPods Pro(第1世代/第2世代)では、「イヤーチップ装着状態テスト」を実行して、イヤーチップがユーザーの耳に適切にフィットしているかを確認することができました。最新のAirPods Pro 3では、新たに「音響密閉テスト(Acoustic Seal Test)」が導入され、フィット感をより正確に調整できるようになっています。

心拍数センサーの正確な動作に不可欠

AirPods Pro 3の「音響密閉テスト」は、新たに搭載された心拍数センサーが正しく動作するために必要とされています。

この心拍数センサーは、正確にはフォトプレチスモグラフィ(PPG)センサーであり、不可視光を毎秒256回照射して血流による光吸収を測定する仕組みであることが、Appleのプレスリリースで明らかにされています。

音響密閉テストの内容とは?

AirPods Pro 3の音響密閉テストは、最適なイヤーチップサイズを選ぶという点では、従来の「イヤーチップ装着状態テスト」と共通しています。ただし、心拍数センサーが正しく機能しているかを確認できる点が大きな違いです。

Appleが公開したサポート資料によると、テストは以下の3ステップで実施します。

  1. 各AirPodのイヤーチップを耳道の開口部までしっかり挿入します。
  2. 各AirPodのステムを顔に向かって45度の角度で回転させます。
  3. 心拍数センサーが耳に密着するよう、軽く押し込みます。

もし心拍数センサーが正しく動作しない場合は、別のサイズのイヤーチップを試す、AirPodsのセンサー部を清潔かつ乾燥させる、あるいは鏡を使ってセンサーが耳内の皮膚に接触しているか確認することが推奨されています。

Source: Apple via MacRumors

Photo: Apple


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