これ、なんだ?ガジェットに見えて実はスキンヘッドのためのアレです

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

スキンヘッド歴7年ほどの新参者ですが、どうしてもめんどくさいのがカミソリでの剃り上げ。わざわざお風呂中に剃らなきゃいけないので身体も冷えちゃうし、怪我の心配もあってかなり億劫な作業ですよね。

結局、バリカンで五厘に仕上げておしまいにしてしまうけど、バリカンはバリカンで毛が散らばって面倒の極み。どうにかならんのか。

▲ガジェットみたいなビジュアルが中々に良い

そんな私たち(?)にピッタリなのが、ダイレクトテレショップのスキンヘッド用電動シェーバー「サムライシェーブ」(1万2800円)。結論から言うと、「もっと早く買っておけばよかった…」と思うくらい快適でした。

▲天面のボタンを押して電源ON。なんかかっこよくないですか?

本体は手のひらサイズで握りやすく、ヘッド部分は複数の刃が並んで頭部のカーブに沿いやすい設計。USB充電式で、1度フル充電すれば数回分のシェービングに耐えられるバッテリーを備えています。

▲USB-Cでの充電式

IPX6の防水仕様なので、ウェットでもドライでも使用可能。刃の部分は細かく分解できて丸洗いできるため、常に清潔な状態を保てるのも嬉しいポイントです。スキンヘッド用に特化した専用機だからこそ、構造はシンプルで扱いやすく、怪我もしにくく安心。マジでよかった。

▲剃った毛は内部にたまる構造で、洗面台が汚れない

1番の特徴は、やはりドライで剃れて毛が散らからないこと。剃った毛は本体内部に収まる仕組みになっていて、洗面台に散乱することがない。わざわざお風呂に入らなくてもできるのも嬉しい。

▲力を入れて押し付けなくても、ぐるぐる回すように動かすだけで剃れる

剃り味も悪くありません。無理に押し付ける必要はなく、頭皮に軽く当てて滑らせるだけでスッと刃が入っていきます。カミソリのように「切れるかな?」と不安になりながら力を込める必要がなく、怪我のリスクがぐっと低い。実際、血が出ることはなく、剃り残しもほとんどなし。仕上がりは均一で、見た目も自然です。

▲頭の動きに合わせてブレードが追従するのでスムーズなシェーブが可能

使用後の頭皮は多少乾燥しますが、ひどく突っ張る感じはありません。軽く化粧水や保湿クリームをつければ十分対応できるレベルでしょうか。カミソリ負けで赤くなることを思えば、肌トラブルが少ない印象です。個人差はあるでしょうけど。

▲ウエットで使うなら本体上部を濡らさないように注意

もちろんウェットシェービングも可能です。ただし電源部分までは完全防水ではないので、「濡らさないように気を使うのがちょっとなぁ…」というのが正直な感想。

個人的には“ウェットで使える”とはいうものの、本領を発揮するのは断然ドライシェーブ。水やフォームを準備しなくてもよく、剃ったあとの片付けもいらない。この利便性こそが、この製品の価値だと思います。

▲ブレード部分までしっかりバラして清掃できて清潔

また、「カミソリと比べてどうか?」という点が気になるところだと思います。結論から言えば、十分に置き換えられるレベルでした。

カミソリは鋭い剃り味が魅力ですが、そのぶん怪我の心配が常につきまといます。「サムライシェーブ」は軽いタッチでしっかり剃れるので、そうした不安から解放されるのが大きいかなぁ。とは言え、仕上がりのツルツル具合はカミソリに軍配が上がるので、常にピッタピタに仕上げたい人には不向きかも。

* * *

実際に使ってみて思ったのは、ただ便利なだけでなく「億劫さを取り払ってくれる」こと。剃る作業そのものよりも、「やる前の気分の重さ」を大幅に軽減してくれるんです。そもそも、剃る作業そのものよりも「怪我のリスク」のほうがストレスだったりします。それを気にしなくて良くなるって嬉しすぎる。

ドライでそのまま剃れて、散らからない。刃は分解して清潔に保てる。無理に押し付けなくても剃れるから安心。そして思った以上によく切れる。スキンヘッドを維持する上で必要な要素がしっかり詰まっています。カミソリのヒヤヒヤやバリカンの散らかりに悩んでいるなら、1度試してみる価値アリです!

 

>> ダイレクトテレショップ「サムライシェーブ」

 

<取材・文/山口健壱(&GP)>

山口健壱|キャンプ・アウトドアと動画担当。2年半ほどキャンプ場をぐるぐる回って、回り回って&GP編集部所属。“キャンプの何でも屋”としてキャンプを中心にライティング、動画製作、イベントMCなどを行う。薄毛とかハゲって響きが悪いので、つくね頭と呼ぶことにしています。

 

【関連記事】

◆2025年上半期注目ワイヤレスイヤホン4機種レビュー。“ながら聴き”と“高コスパ”がトレンドを牽引
◆日常からビジネスシーンまで使えるパナソニック初のオープン型イヤホン
◆オーテクの本気を聴け!新作イヤホン「ATH-TWX9MK2」は音も機能も妥協なし


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA