家の中も寒い? それならミズノの“動けるあったかブランケット”で冬の寒さ対策を。

冬の在宅ワークは、暖房をつけていても手先や腰まわりがじわじわ冷えてきます。ブランケットを巻けばひとまず温まりますが、立ち上がるたびに外れてしまい、また座って掛け直すことに。飲み物を用意したり洗濯物を取り込んだりするのが余計におっくうになってきます。いっそのこと着たまま動ける暖かいブランケットがあればいいのに。

こうした「動けるまま暖を取りたい」というニーズに向けて、ミズノが独自素材「ブレスサーモ」を使ったあったかアイテムを展開しています。ブレスサーモは、身体から出る水分を吸収して熱に変える吸湿発熱素材。これまでも冬用インナーに採用されてきた素材ですが、その発熱性を布団やブランケットに応用し、「掛ける」だけでなく「着る・巻く・羽織る」という使い方を可能にすることで、暖かさと動きやすさを両立させようとするシリーズです。

ラインナップの中でも「ブレスサーモ布団マルチウォーマー 着れるーの」(1万9800円)は、全身をしっかり包みたい人向けです。

大判の布団の中央に頭を通して羽織ることで肩から腰までをすっぽり覆うので、リビングで作業しながらキッチンへ立ち上がり、また戻ってくるような動きでも温かさが途切れにくい。

撥水加工の表生地で洗濯ができ、使わないときはクッション型に収納できます。アウトドアチェアに座って夜空を眺めるようなときにも相性が良さそうで、家の中を軸にしながらキャンプにも連れて行ける設計です。カラーはグレー。

「ブレスサーモテックフィルウォーマー クルミーノ」(1万1000円)は、座ったり立ったりを繰り返す時間が多い人に合いそうです。ひざ掛けとして使った状態から、端のファスナーを閉じて腰巻きにしたり、肩から羽織ったりと形を切り替えられます。

在宅ワークと家事を行き来するときのテンポに寄り添う設計という印象。なお、ポケットの内側は起毛になっているので、冷えた指先を温めやすいよう配慮されています。

表地は撥水加工で洗濯可能なので、冬のスポーツ観戦や子どもの試合の応援、週末の屋外イベントでも頼れそう。ブラックとカーキの2色展開です。

「くしゅくしゅマルチブランケット温包-オンポウ-」(1万230円)は、長時間同じ姿勢で過ごす時間に向いています。空気を含みやすい軽量生地が体に沿いやすく、肩から包まれるような使い心地を求める人に合うタイプです。

特徴的なのは、見た目のやわらかさに反してよく伸びる生地で、姿勢を変えたときや腕を伸ばしたときにも突っ張りにくく、体の動きに自然に付いてきてくれそうなところです。

配置されたボタンの留め方によって肩掛けや袖のような形に変えられるため、読書や動画視聴、PC作業など、ひとつの姿勢を長く保ちたい場面と相性が良さそうです。カラーはグレーです。

3つのアイテムはいずれもブレスサーモの発熱性を生かし「温まりながら動ける」ことを狙っていますが、得意とする場面は少しずつ異なります。家の中を行き来しながら上半身から腰までしっかり包みたいなら布団マルチウォーマー、立ったり座ったりの切り替えが多い暮らしにはテックフィルウォーマー、ひとつの姿勢でじっくり過ごす時間が長いならくしゅくしゅマルチブランケット、という選び方になりそうです。

そして、屋内向けの見た目でありながら、屋外の使い方まできちんと考えられている点も印象に残りました。撥水加工や収納性などの仕様を見ると「さすがスポーツのミズノ」と感じます。普段はリビングの定位置に置いておき、週末はキャンプやスポーツ観戦にも連れて行く。そんな使い方にも自然に対応できる設計です。

暖房とブランケットだけに頼っていた冬の在宅時間を、もう少し快適に整えたいと感じている人にとって、“動けるあったかアイテム”という選択肢は持っておいて損はなさそうです。

>> ミズノ

 

<文/山口健壱(GoodsPress Web)>

 

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