iPhone18 Pro向けDRAM大幅値上げ?Appleがサプライヤーと協議と報道

2025年12月末をもって、SamsungおよびSK HynixとのDRAM長期供給契約(LTA:Long Term Agreement)が終了したことを受け、Appleが両社と新たなLTA締結に向けた協議を行っていると報じられています。

現時点で両社が製造するDRAMの市場価格は、1年前と比べて約2.3倍に高騰しているとみられており、iPhone18 Proシリーズの原価構造にも影響を与える可能性があります。

12GB LPDDR5Xの卸価格は1年前の2倍以上に上昇

韓国メディアなどによれば、Appleは2026年1月以降、およそ2年〜3年を期間とする新たなLTAを締結するため、SamsungおよびSK Hynixと協議を行ったとのことです。

iPhone17 Proシリーズに搭載されている12GB LPDDR5Xについては、Samsung、SK Hynixのいずれも、メーカー間で若干の差はあるものの、一般的な卸価格は1年前と比べて2倍以上に上昇している模様です。

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これは、HBM(高帯域幅メモリ)向け生産へのシフトや、AIサーバー需要の急拡大による供給制約が主な要因と報じられています。

自社設計チップでDRAM値上がり分を吸収できるのか

Appleは、SamsungからのDRAM調達比率を引き上げることで、妥当な卸価格について一定の合意に至ったとの報道もありました。しかし、相場価格そのものが大幅に上昇している現状を踏まえると、Appleの仕入価格上昇は避けられないとみられます。

DRAM価格の上昇分については、Appleが自社設計のセルラーモデムやBluetooth/Wi-Fiチップなどによるコスト削減効果で吸収し、販売価格を維持するとの見方もあります。ただし、サプライヤーとの最終的な交渉結果次第では、必ずしも楽観できる状況ではありません。

必要数量確保のためには価格上昇を受け入れるしかない可能性も

Appleだけでなく、GoogleやDellといった主要メーカーも、DRAMサプライヤーとのLTA締結に向けた協議を進めている模様です。

ただし、LTAによって供給先としての優先順位が確保されたとしても、卸価格の据え置きが保証されるわけではないとされています。そのため、どの水準までの卸価格上昇を許容するかが、現在の協議における最大の焦点となっているようです。

2026年3月発売の新製品の販売価格で今後を占う

iPhone18 Proシリーズにおいて、販売価格が維持されるのか、それとも一部で価格調整が行われるのかは、今後のDRAM市場動向とAppleの交渉力に大きく左右されることになりそうです。

もしもAppleのDRAM仕入価格値上がりの影響が販売価格におよぶとすれば、2026年3月頃に発売されると噂iPhone17eおよびM5 Pro/Max搭載MacBook Proの販売価格見直し(値上げ)が懸念されます。

これらの販売価格が現行モデルと比べて値上げされた場合、iPhone18 Proシリーズの値上げも避けられないでしょう。

Apple Intelligenceの処理能力向上に向けてメモリ容量が漸減的に増加すると予想されていましたが、現在の状況では困難なように思われます。

Photo:IT之家, Apple Club(@appleclubs)/X


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