【バッグ迷子からの脱却白書】
大人にはジャンル問わず一度は手にしたいと思うアイテムが多数存在するのではないでしょうか? 代表的な例を挙げてみましょう。クルマや時計、オーディオ、アクセサリー、そしてバッグ。そう、バッグにも“一生モノ”と呼ぶにふさわしい名品がいくつもあります。今回は大人が一生使い続けたいと思う、“憧れバッグ”を紹介していきます。
■デザイン、素材、使い勝手、そのどれもが高次元な名バッグ5点
ここで紹介するバッグはただ金額が高い、というわけではありません。そのどれもがデザインや素材、使いやすさなどそれぞれこだわりが詰まっています。むしろ一度使うと価格以上の価値がある、きっとそう思うはず。おまけにどのアイテムも持っているだけで持ち主自身の品格もアップしてくれます。早速珠玉の5品を見ていきましょう。
1. ミニマルな中に魅せるブランドの意匠
トッズ
「レザー ショッピング バッグ ミディアム」(23万7600円)

1900年初頭、イタリアで生まれたトッズ。クラフトマンシップ溢れる確かなモノづくりと高いデザイン性で世界中にファンを持つブランドです。特にドライビングシューズ「ゴンミーニ」はここ日本においても知名度が高く、一度は目にしたこともあるのではないでしょうか。こちらのバッグはもちろんメイド・イン・イタリー。ミニマルでありながら美しいシボ感のカーフレザーを贅沢に使用しています。

また、非常にシンプルでありながらトッズらしい意匠もしっかりと感じられます。バッグの底部分には「ゴンミーニ」のアウトソールをイメージしたラバーを配置。地面に置いたときに濡れたり汚れたりしづらいという実用性と、デザインのアクセントというファッション性とその両方が備わったディテールとなっています。ビジネスから休日の外出まで幅広いシーンで使いやすい、ちょうど良いサイズ感も魅力です。W42×H30.5×D13cm。
>> トッズ
2. まさに“大人が背負いたくなる”バックパック
リモワ
「フラップ バックパック ラージ」(34万2100円)

1898年にドイツ・ケルンで産声を上げたリモワ。馬具の会社としてスタートし、その後旅行業者用のスーツケースの製作を開始。そして1920年にはリモワと言えば、なアルミを用いた軽量かつ頑丈でデザイン性も高いスーツケースを生み出しました。リモワのスーツケースやバッグ類はその確かな“モノづくり”から、今やワールドワイドに愛されるアイテムに。こちらのバックパックも“モノづくり”の技術がしっかりと息づいています。

イタリア製のグレインレザーを使用したボディの美しさに目を奪われますが、長けているのはデザイン面だけではありません。長年スーツケースを作ってきたブランドなだけあり、スーツケースと一緒に使用する際に便利なスリーブも搭載しています。日常使いから旅行や出張などでも活躍してくれること請け合いです。さらに、フロントのバックルはカスタムメイドのスピードクリップバックルを採用。細かいところも手を抜かない、さすがはリモワです。W37×H44×D16cm。
>> リモワ
3. 大容量なのに品がある。オン・オフで活躍するトートバッグ
フェリージ
「24/45/LD+DS」(21万7800円)

1973年にイタリアで創業をスタートしたフェリージ。創業者のひとり、アンナリサ・フェローニがベルトなどのレザーアクセサリーを趣味で作り始めたのがきっかけで生まれたブランドです。そこから現在に至るまで手仕事の温もりと洗練された空気を持つ革製品を世に輩出し続けています。こちらもフェリージらしい柔らかく美しいシボが特徴のシュリンクレザーを使用。オールブラックの中にさりげなく光るシルバーのパーツ、その塩梅も見事です。

もちろん使い勝手も抜群。フロントと背面の両方に大きなスリットポケットを配置することで、よく使用する荷物をサッとすぐに取り出せますし、ハンドルは手持ちも肩掛けもしやすい長さで、ユーザーの視点で“モノづくり”をしていることが伺えます。ほかにもメイン荷室はガバっと開くうえにファスナーエンドは内側にしまえる仕様になっていたり、A4サイズの書類も入るサイズ感だったりとその使いやすさはシンプルな見た目からは想像できないほど。一度使うと手放せなくなるはずです。W40×H29×D18cm。
>> フェリージ
4. 滑らかな質感と程良い光沢が目を引く一品
TSUCHIYA KABAN
「ストレイヴン クロスボディバッグ」(9万9000円)

1965年にランドセル作りから始まった土屋鞄製造所。大人向けのアイテムを手掛けるようになったのは何と創業から35年後の2000年から。ランドセル作りで培った技術を生かして作られるバッグたちは同ブランドが大切にしている“丁寧”さが感じられるモノばかり。こちらのバッグもまさしくそのエスプリが感じられる逸品となっています。メイン素材にはLWG認証を取得したタンナーが手掛けたセミマットスムースレザーを採用。滑らかな表情と柔らかくハリのある質感が特徴です。

一見シンプルながら、随所にTSUCHIYA KABANのエッセンスが利いています。例えばショルダーベルトの尾錠。“末広がり”の“8(八)”にちなんだ八角形デザインが、さりげないアクセントになっています。もちろん実用性も言わずもがなで、小さめのタブレット端末や600mlのペットボトルくらいであれば難なく収納可能。このバッグだけで外出する際の荷物はすべて収まる、そんな容量の余裕も見せます。ボディバッグは通常、カジュアルなアイテムの印象が強いですが、こんなシンプルでモダンなアイテムであれば落ち着いた大人の装いにもハマるはず。W27.5×H16×D9cm。
5. “ユーティリティ”なバッグを体現したような高い実用性
トゥミ
「『サーチ』バックパック」(11万8800円)

日本のビジネスパーソンたちからも厚い信頼を受けるアメリカのブランド、トゥミ。バリスティックナイロンを使用したトラベルバッグやブリーフケースは、一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。「『サーチ』バックパック」はイタリア製のコーテッドキャンバスを採用したタフな一品。丈夫なだけではなく、高級感も持ち合わせており、使い込むほどに光沢が出るためレザーのような育てる楽しさがあるのも特徴です。

そして注目したいのがその収納力・実用性の高さ。背面にはラップトップとタブレット用の収納スペースを確保しているうえに、両サイドのポケットには濡れた傘やペットボトルも入れられるよう撥水加工が施されています。フロントのポケットもマチがあり、キーケースやメモ帳などが入れられる余裕がありますし、ビジネスはもちろんアウトドアシーンまでシームレスに活躍してくれることでしょう。さらに驚くのが背負い心地の良さ。長時間重い荷物を入れて背負っていても疲れにくいというのも嬉しいポイントです。W35.5×H43×D21cm。
>> トゥミ
>> バッグ迷子からの脱却白書
<取材・文/手柴太一(GoodsPress Web) 写真/高橋絵里奈>
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