折りたたみiPhoneはメインディスプレイの折り目低減に新構造採用?

折りたたみiPhoneの特徴の1つは、折りたたみOLEDディスプレイ中央の折り目がほとんど目立たないデザインになることだとみられています。

この折りたたみOLEDディスプレイはSamsung Displayが独占的に製造する見込みですが、折り目を低減するための新構造に関する情報が報じられています。

折り目低減の鍵はUTGとヒンジの組み合わせか

折りたたみiPhoneのメインディスプレイとして採用される折りたたみOLEDディスプレイでは、折り目を低減するために次のような新構造が採用される見込みです。

  • メインディスプレイのUTG(Ultra Thin Glass:超薄型ガラス)の厚みを、従来の折りたたみスマートフォン向けのものより30%以上厚くする
  • ヒンジとUTGを一体的に機能させる構造を採用する

折りたたみiPhoneのUTGが厚くなる理由

一般的な折りたたみスマートフォンのUTGの厚みは、およそ45マイクロメートルとされています。

これに対し、折りたたみiPhoneのUTGは、およそ60マイクロメートルになる可能性があります。

表面側と裏面側の2枚のUTGでヒンジを挟む構造か

折りたたみiPhoneのメインディスプレイでは、UTGが表面側と裏面側の2枚構成となり、これらでヒンジを挟み込む構造になると噂されています。

そのため、UTGの厚みが増すとしても、1枚でおよそ60マイクロメートルのUTGを採用するのではなく、例えばおよそ30マイクロメートルのUTGを2枚組み合わせる構造になる可能性があります。

この構造により、折りたたみ時の負荷を分散しながら、開いた状態での画面の平坦さも高められると期待されます。

リキッドメタル製ヒンジの製造難易度が量産遅れに影響か

2枚のUTGに挟み込まれるヒンジの素材には、リキッドメタルが採用されると報告されていました。

折りたたみiPhoneの開発は最終段階に入っており、量産に向けた準備が進められているとみられています。

一方で、ヒンジに関連して量産準備に遅れが生じている可能性があります。

その理由として、リキッドメタルはチタニウム合金やアルミニウム合金と比べて加工難易度が高く、製造時に高い精度が求められることを、リーカーの定焦数码氏が挙げています。

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Appleは、メインディスプレイ中央の折り目を目立ちにくくする目処が立ったことで、折りたたみiPhoneの発売に踏み切ったとみられています。

そのため、厚みを増したUTGとリキッドメタル製ヒンジの品質については、妥協しにくい部分になると考えられます。

これが、量産開始時期が当初計画から遅れている理由の1つになっているのかもしれません。

Apple独自設計のヒンジは特許取得済みの可能性も

この新構造のUTGは、折りたたみiPhoneと同様に約4:3のアスペクト比を採用する見通しのGalaxy Z Fold8にも搭載される見込みです。

なお、Galaxy Z Fold7の後継モデルの名称がGalaxy Z Fold8 Ultraとなり、Galaxy Z Fold8 Wideになると噂されていたモデルがGalaxy Z Fold8の名称を採用する可能性が高いと、複数のリーカーが伝えています。

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UTGの厚みが折りたたみiPhoneとGalaxy Z Fold8でほぼ同じだとしても、ヒンジについてはAppleが独自開発し、特許を取得した構造が用いられる可能性があります。

Photo:定焦数码/Weibo, i氷宇宙/Weibo, Apple Cycle(@theapplecycle)/X


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