
今秋に発表されると噂されている新型iPad miniと折りたたみiPhone向けに、OLEDディスプレイを独占供給するとみられるSamsung Displayが、増産を計画していることが明らかになりました。
増産対象はスマートフォンや小型タブレット向けの第6世代OLEDディスプレイ製造ラインとされており、新型iPad miniや折りたたみiPhoneの量産準備と関連している可能性があります。
第6世代OLEDディスプレイを増産へ
Samsung Displayが増産を計画しているのは、第6世代OLEDディスプレイです。
第6世代OLED(ガラス基板サイズ:1,500mm × 1,850mm)は、スマートフォンや小型タブレット向けのOLEDディスプレイ製造に適した世代で、iPhone17シリーズにも採用されているとされています。
Samsung Displayは、ラップトップや10インチ以上のタブレット向けOLEDを効率的に製造できる第8.6世代OLED(ガラス基板サイズ:2,290mm × 2,620mm)製造ラインも整備済みです。
ただし、第8.6世代OLEDラインで製造されるApple向けパネルは、現時点ではMacBook Pro向けOLEDが中心になるとみられています。
そのため、第6世代OLED製造ラインの生産規模拡大は、新型iPad miniおよび折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイの量産開始に備えた動きと考えられます。
ニコン製の露光装置を設置見込み
報道によれば、新設される第6世代OLED製造ラインには、ニコン製の露光装置が14台、キヤノントッキ製の蒸着装置が1台設置されるとのことです。
ニコンは第6世代向け露光装置として、「FX-6AS」「FX-68SH」「FX-68S」を案内しています。今回のライン増設では、これらのうちいずれかの装置が選定された可能性があります。

OLEDパネルの製造では、露光装置に加え、有機材料を高精度に成膜する蒸着装置が重要な役割を担います。
Appleはキヤノントッキ製の蒸着装置で製造されたOLEDディスプレイの品質を高く評価していると報じられており、この点からも、今回の生産ライン拡充はApple製品向けとみられます。
折りたたみiPhoneを年内に1000万台製造か
折りたたみiPhoneの年内製造台数は、これまで700万台〜900万台と予測されていました。
直近では、この製造目標が1,000万台に引き上げられたとの情報もあります。
折りたたみiPhoneは、ヒンジ関連の課題により量産開始時期が遅れたとされていました。しかし、7月末から量産へ移行する見通しです。
ヒンジの課題解消に加え、OLEDディスプレイや他の部材の供給にも目処が立ったことで、製造目標台数の引き上げにつながったのかもしれません。
発売日遅延の懸念は後退?
折りたたみiPhoneについては、iPhone18 Proシリーズよりも発売日が2週間程度遅れる可能性があると指摘されていました。
量産が順調に進み、OLEDディスプレイを含む主要部材の供給が安定すれば、発売日遅延の懸念は後退します。
Photo: Apple Hub/Facebook, ニコン
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-603141/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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