高いモノには“理由”がある。希少な素材、職人の手仕事、使うほどに深まる満足感。価格だけを見れば驚くかもしれない。けれど、その背景を知れば納得し、手に取れば、さらに欲しくなる。大人の物欲を刺激するラグジュアリーな上質プロダクトを厳選した。
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<Part.2 海辺のリゾートへ行こう>
海辺のリゾートでは装いにも道具にも余裕が欲しい。帽子、サングラス、スイムショーツ、時計まで、強い日差しや潮風の中で映えるのは、見た目と機能に理由のある銘品だ。海へ、ビーチへ、ホテルのテラスへ。至福のリゾート時間を彩る上質なアイテムを揃えた。
1. 資産的価値も上昇中の、金無垢のサブマリーナーを腕に
ロレックス
「サブマリーナ―デイト Ref.126618LB」(809万9900円)※2026年5月時点の相場価格

価格高騰の背景には、地金価格の上昇や円安、そしてサブマリーナー自体の高い人気があります。金無垢モデルは華やかでありながらリセールバリューも高く、“身に着けられる資産”としても注目されています(ロレックス専門店 クォーク 広報担当)
海のリゾートへ赴く際、気分を高揚させてくれる相棒がダイバーズウォッチ。こと「ロレックス」の「サブマリーナーデイト」ならテンションは最高潮だ。ロレックス専門店クォークが推すのは、41mmケースとオイスターブレスレットを18Kイエローゴールドで仕立てた「Ref.126618LB」。金無垢のケースとロイヤルブルーのダイヤルが海辺の光を受けて格別の輝きを放つ。2020年のフルモデルチェンジでケースサイズは41mmへ拡大したが、ラグ幅やブレスレットのバランスを調整することで、手首への収まりのよさもキープされている。

▲搭載する自動巻きムーブメントはCal.3235。約70時間のパワーリザーブと300m防水を備え、金無垢の華やかさと本格ダイバーズとしての実用性を両立する
©ロレックス専門店クォーク
2. あまたのラグジュアリーメゾンが認める実力派ブランド
カスタニエール
「エスパドリーユ スリッポン ニールス」(5万1700円)

メゾンブランドの生産も手掛けてきたたしかな技術力に加え、上質なスエードアッパーや天然のジュート、レザーとラバーを組み合わせたソールなど、素材使いと細部の作り込みが価格に表れています(菅原靴店 専務取締役 菅原 譲さん)
夏の高級リゾートに似合う靴といえば、エスパドリーユ。その最高峰を求めるなら、スペイン発の老舗「カスタニエール」に行き着く。伝統技術を背景にラルフ ローレンやクリスチャンディオールなど世界的メゾンからも生産を依頼されてきた実力派だ。2026年春夏の「ニールス」は定番エスパドリーユをベースに、フロントをUチップ風に切り替えることでエレガントな表情に。柔らかなスエードの一枚仕立てによるソフトな足当たりとレザー×ラバーソールならではの履き心地のよさも魅力だ。畳んで持ち運べるため、旅先のサブシューズにも重宝。

▲アッパーは芯材・裏地を使わない一枚仕立てで、足になじみやすい柔らかな作り。ソールはレザーとラバーの組み合わせで、通気性と歩きやすさを両立している
3. イタリアの熟練シャツ職人の技が息づくリネンシャツ
ジャンネット
「リネンシャツ」(各5万5000円)

アルビニ社のリネン100%生地を使い、ウォッシュ加工や手作業によるボタン付けなど、細部まで手間をかけています。上質な素材と丁寧な仕立てが、このブランドの誇りです(トヨダトレーディング プレスルーム PR)
夏の休日、ホテルやレストランに行くなら、リネンシャツがいい。中でも最高の選択肢のひとつとなるのが、イタリアの伊達男たちに愛されるジャンネット。南イタリア・プーリアのカミチェリア(シャツ工房)をルーツとする同ブランドの定番モデルには、シャツ生地の名門、イタリア・アルビニ社のリネン100%生地を採用。リネンならではの繊細なシワと上品な光沢が、高級感あふれる佇まいを生む。ノータイに合うカッタウェイカラー、真珠貝を用いたマザーオブパールボタン、手作業によるボタン付けなど、細部にもこだわりが光る。

▲前立ての第2ボタンと第3ボタンの間に刺繍された太陽のマークは、ジャンネットを象徴するアイコンだ
4. シャツ職人の美意識が宿る、スイムショーツは街にも似合う
ジャンパオロ
「スイムショーツ POLIGNANO/B38012」(2万9700円)

もろサーフテイストなボードショーツに食傷気味だった時に、ストラスブルゴで見つけた大人のスイムショーツ。リネンのシャツに合わせたいショーツです(エディター 押条良太)
海で泳いだ後、そのまま街へ。そんなリゾートライフでは「ジャンパオロ」のスイムショーツが役立つ。1988年、イタリアのプーリアで創業した同ブランドは、ルイジ・ボレッリで修業したシャツ職人、ステファノ・ジャンパオロ氏が立ち上げたシャツ専業ファクトリーをルーツに持つ。それだけに生地選びから丁寧な縫製、下半身をすっきり見せるシルエットまで、随所に上質感が漂う。クラシックなボードショーツ風のデザインにカラフルなマルチボーダー柄が映える。海辺からリゾートホテル、街歩きまで自然になじむ一枚だ。
▲素材はポリエステル100%。シャツ生地のようにしなやかながら、適度なハリと丈夫さも備えている。ほのかな光沢感があり、スイムショーツながら上品に見えるのも魅力だ
5. 品のよさと涼しさを両立した老舗のニットTシャツ
ジョン スメドレー
「クルーネック半袖ニットTシャツ BN002」(各6万2700円)

価格の理由は素材の質と編み立ての精度にあります。上質なウールのなめらかさや通気性を最大限に生かしながら、美しいシルエットに仕上げるには、200年以上にわたって培ってきた技術が欠かせません(リーミルズ&カンパニー PR)
海のリゾートでTシャツ以上に品よく、かつポロシャツよりも軽やかに着られるのが、ウールの半袖ニットTシャツだ。品質・デザインで選ぶなら、18世紀から続く英国の老舗ニットウェアブランド、「ジョン スメドレー」で間違いない。今シーズンは英国の名優ビル・ナイ氏とのコラボモデルがお目見え。最高級メリノウールを用いたハイゲージニットは、上品な光沢としなやかな肌触りが持ち味。さらに通気性や吸湿性に優れ、肌離れもよく、暑い季節にも快適に着られる。やや長めの袖とワイドリブのネックが優雅な印象を添える。

▲タグにはブランド名と並んでビル・ナイ氏のサインがデザインされている。また、脇には彼が脚本に描き続けてきたという、鳥の落書きが刺繍されている
6. 希少な天然チークを贅沢に使った極上のサンラウンジャー
ジゼルファニチャー
「デューナ サンラウンジャー+純正クッション」(209万円)

世界的にも希少な天然チークを使い、屋外で長く使える耐久性と快適性を追求した極上のサンラウンジャー。素材選びから受注生産による作り込みまで、ガーデンファニチャーを超えた贅沢な一台です(スタイリスト 若梅)
もし、海を臨む別荘にステイするなら、こんな極上のサンラウンジャーでくつろぎたい。天然チーク材を用いた高級ガーデンファニチャーを手がけるブランドの定番モデルは、世界的にも希少な天然ミャンマーチークを贅沢に使ったもの。無垢材ならではの重厚感と、屋外家具としての実用性を兼ね備え、海辺のテラスをリゾート空間へと変えてくれる。セットとなっている純正クッションには、屋外使用に適したエコドライフォームと米国サンブレラ社製ファブリックを採用。クッション性に優れ、雨や紫外線、潮風にも強い。受注生産で、納期は約3~4カ月。W63×D200×H35cm

▲ミャンマーチークは、耐久性や耐水性に優れた世界的な銘木。古くから船の甲板や高級建築材にも使われてきた素材で、屋外でも長く使える強さと、時を経るほど深まる風合いを備えている
7. 経年変化の味まで計算された大人のティアドロップ
ラザール・ステュディオ
「grimaldi wabi sabi urban sodium」(13万6400円)

地金は日本の限られた工場で製作し、その後フランスで特殊な表面処理を施しています。ネジからワッシャーまですべて自社チームで開発したこだわりのプロダクトです(グローブスペックス プレス 高久陽介さん)
最旬のサングラスが欲しいなら、2020年にデビューしたフランスの「ラザール・ステュディオ」に注目だ。“ネオレトロ”をコンセプトに、日本の高品質なもの作りとフランスのクラフトマンシップを融合する同ブランドの新作が「grimaldi(グリマルディ)」。クラシックなティアドロップ型を現代的にアレンジしたもので、カラー名の「wabi sabi」は、日本の“侘び寂び”の哲学に着想を得たシグネチャーカラーだ。使い込むほどにブラックゴールドのメッキが少しずつ変化し、下層のシルバーが顔を出すことで、独特の表情に育っていく。オンライン販売されていない希少なブランドゆえ、気になる人は「グローブスペックス」の店頭でチェックしてほしい。
▲フレームの地金には日本製の洋白バネ材を使用。表面処理はフランスの工場で行い、シルバー 925のメッキの上にブラックゴールドのメッキ層を重ねるという手間のかかる処理が施されている
8. ワッペンやスタッズでドレスアップされた限定トート
グローブ・トロッター
「エクスプローラー トートバッグ<TOKYO>」(11万5500円)

ベーシックなトートをパッチやステッチなどでドレスアップ。「グローブ・トロッター公式オンラインストア」と「グローブ・トロッター 銀座店」でのみ展開される限定モデルという希少性も所有欲をくすぐります(エディター 押条良太)
「象が踏んでも壊れないスーツケース」でおなじみの英国の老舗ラゲージブランドが海に似合うキャンバストートをリリースした。日常使いから週末の小旅行まで対応するトートバッグは、耐久性に優れたコットンキャンバス製。ボディ中央にはブランドのマスコットであるエレファント・ジョンの刺繍ワッペンを、正面のコーナー部にはゴールドカラーのスタッズをあしらう。マチも大きく、普段使いから1泊旅行にまで対応できる。こうしたラグジュアリーなキャンバストートをラフにガシガシ使うのが格好いいのだ。W35×H30×D20cm
▲内側にはスマートフォンや鍵、交通系カードの収納に便利なスリップポケットを装備。背面にもスーツケースのトロリーハンドルに通せるスリーブを備えるなど使い勝手にも優れる
9. 数カ月かけて編み上げる、イタリアの文化遺産的ハット
ボルサリーノ
「パナマ モンテクリスティ エクストラファイン」(37万4000円)

エクアドルの編み職人でも数名しか編むことができないとされ、ひとつ編むのに数カ月を要する希少性の高い材料を使用しています。素材そのものの希少性と手仕事の時間が価格の理由です(中央帽子株式会社 常務取締役 里見英俊さん)
海辺のリゾートに似合う帽子・パナマハット。その代表格が1857年にイタリアで創業した帽子ブランド、「ボルサリーノ」だ。ハンフリー・ボガートやジャン=ポール・ベルモンドら銀幕のスターにも愛され、その名は映画のタイトルにまで冠された。その醍醐味を味わえるのが、エクアドルで編まれる最高級クラスの素材を用いた「エクストラファイン」。現在では熟練職人でも数名しか編むことができないとされる細やかな編み素材を使い、端正で美しい表情に仕上げている。あえてTシャツやジーンズに合わせるのが今っぽい。
▲モンテクリスティとは、エクアドルのモンテクリスティ地方で手編みされる高級パナマハットの呼び名。極細のトキヤ草を緻密に編み上げるため、熟練職人でもひとつ仕上げるのに数カ月を要する
10. 南仏の高級リゾートの空気を表現した“ザ・映えタオル”
イヴ ドローム
「ビーチタオル Léopard」(3万4100円)

1845年の創業時から受け継がれるテキスタイル技術と美意識を背景に、織り、縫製、仕上げまで高い品質基準で作られています。精巧なジャカード織りの技術と高品質な素材使いが価格に表れています(イブ ドローム ジャパン MD 岡﨑多英子さん)
フランスの老舗テキスタイルメゾンの手にかかれば、ビーチタオルがかくもラグジュアリーに。南仏リヴィエラの空気感を表現したコレクションの一枚は、伝統のジャカード織りによる立体的なレオパード柄が見どころ。素材には上品な光沢と豊かな風合いを持つオーガニック超長綿100%を使用し、ベルベット仕上げによってなめらかな肌触りを実現する。表面と裏面で色の見え方が反転するリバースカラー仕様もこのブランドのこだわりだ。ビーチはもちろん、ソファやベッドのカバーにしても空間に華やかさを添えてくれる。W160×H90cm

▲一般的なバスタオルより大判のため、体をしっかり包み込める。また、芝生やプールサイドではレジャーシートのようにも使える
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号88-91ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/押条良太 スタイリング/若梅>
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- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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