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衣類スチーマー 5モデル
アイロン台を出す手間が不要で、出かける前など、時間のない時にはとりわけ便利な衣類スチーマー。衣類をハンガーにかけたまま手軽にシワとりができることから、ここ数年で人気が高まっている。今回はアイロンとしても使用できる2WAYタイプを試してみた。スチームではシワを取り切れない襟や袖口なども、2WAYタイプなら安心だ。両方使いやすい、バランスのよい製品を選びたい。
こんな厳しいテストをしました!
POINT 1 スチーム量
- スチーム量をチェック。公称よりも強く感じるもの、弱く感じるものなどさまざまだ。スチームが出る方向などもチェックした。
POINT 2 かけやすさ(スチーム)
- スチームが効率よく衣類に届くか、確認する。またスチームにムラなどがないか、綿シャツのシワがスムーズに伸びるかどうかをチェック。
POINT 3 かけやすさ(プレス)
- 放射温度計を使ってかけ面の温度を実測。ガンコなシワがついてしまった綿シャツを使い、一般的なアイロンと同様、シワが伸びるかどうかを確認。
POINT 4 操作性
- 握りやすさや実際に持ってみた体感的な重さをチェック。ボタンの配置、水の入れやすさなどのお手入れなども含めて評価する。
POINT 5 立ち上がり時間
- 朝の忙しい時間などは、1秒でも早く適温になってほしいもの。早く立ち上がれば、それだけ時短につながる。実際に計測してみた。
POINT 6 連続使用時間
- ボタンを押している間だけスチームが出るものや、ずっと出続けているものなど、スチームの出方はさまざまで、使用時間は使い方によって異なる。
MODEL 1
日立
CSI-RX2
実勢価格:9680円
機能のバランスよし
スチーム噴出口が十字にレイアウトされていることが特徴で、スチームが広範囲に広がる。従来機に比べてスチーム量が約27%アップしたほか、スチームの温度を高温・中温から選べるようになった。中温ならウールやポリエステルの素材なども当て布を使わずに手入れができる。かけ面がダイヤ型なので、アイロンとして利用する際も全方向に動かしやすい。また、先端が細くなっているのでボタンまわりの細かい部分にも適している。ワンプッシュ連続スチーム機能も追加された。
SPEC
スチーム持続時間 | 約5分 |
スチーム量 | 約14g/分 |
タンク容量 | 約70mL |
立ち上がり時間 | 約30秒 |
温度調節 | 低(約100℃)、中(約135℃)、高(約170℃) |
オートオフ機能 | ○ |
サイズ | 約175×85×125mm(幅×奥行き×高さ) |
本体質量 | 約690g |
消費電力 | 950W |
付属品 | ブラシアタッチメント、注水カップ、スタンド |
01 スチーム量
02 かけやすさ(スチーム)
03 かけやすさ(プレス)
04 操作性
05 立ち上がり時間
06 連続使用時間
Result
広範囲を無駄なく短時間でスチームできる
操作性もよく使いやすい
機能優先の合理的な形で、デザインはいまひとつだが、使い勝手はとてもよい。広いところはスチームでサッとシワを伸ばし、襟回りや袖口をしっかりプレスしたいという場合、どちらも使いやすい。スチームは前後左右に広がり、無駄なく短時間で終わる。ワンプッシュ連続スチーム機能も便利で、手の角度を変えてもボタンを押し続ける必要がないため、手首への負担が少なかった。また、アイロン時はかけ面の温度を高温・中温・低温から選べるので、素材に合わせてプレスもできる。実測値でもかけ面の最高温度は162℃と高温で、ワイシャツなどの厚い襟や袖口も通常のアイロンと同じように使うことができた。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000121496/
- Source:デジモノステーション
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