Microsoft Flight Simulator 2020は8月18日に発売、使用可能な飛行機と空港数が異なる3エディション

一連のアルファテストを経て米国時間7月13日、Microsoft(マイクロソフト)のXbox Game Studios(エックスボックス・ゲームスタジオ)とAsobo Studio(アソボ・スタジオ)は次世代Microsoft Flight Simulator 2020(マイクロソフト・フライトシミュレーター2020、FS2020)を8月18日に発売することを発表した。現在予約受付中のFS2020には、スタンダードエディション(59.99ドル、日本版税込7450円)、デラックスエディション(89.99ドル、日本版税込1万700円)、プレミアムデラックスエディション(119.99ドル、日本版税込1万3100円)の3種類があり、上位バージョンほど飛行機の種類と特別にモデリングされた国際空港が多くなっている。

最後の部分はちょっとした驚きかもしれない。マイクロソフトとAsoboはBing Maps(ビング・マップ)の資産とAzure(アジュール)のAIマジックを使って、Filght Simulator 2020では事実上地球(全空港を含む)全体を再現しているからだ。それでも開発チームは一部の大型空港を特にリアルに再現するためにさらに時間をかけたに違いない。その大型空港の1つをFlight Simulator XやX-Planeのアドオンとして購入する場合でも、30ドル(約3200円)以上を使うことになる。

スタンダードエディションには20種類の飛行機と、30カ所のハンドメイド空港が利用可能で、デラックスエディションでは25機と35カ所、プレミアムデラックスエディションでは30機と40カ所になる。

ちなみに、スタンダードエディションでこの特別なモデリングで作られていない空港はアムステルダム・スキポール、シカゴ・オヘア、デンバー、フランクフルト、ヒースロー、サンフランシスコとなる(特別なモデリングされていないだけで空港自体は存在する)。

飛行機についても同様で、787はデラックスエディション以上でしか使用できない。ただし、Asoboがこれまで発表してきた情報によると、スタンダードエディションで使用可能な20機も、これまでのバージョンよりもはるかに詳細にモデリングされていて、現在のアドオン以上かもしれない。

画像クレジット: Microsoft

マイクロソフトとAsoboが開発しているシステムの大部分はクラウド技術を使用しており、例えば詳細な景色はオンデマンドでコンピューターにストリーミングされるため、コンテンツのアップデートが定期的に行われる可能性が高いが、詳細はまだ明らかになっていない。

「飛行機の種類や詳細にモデリングされた空港は、どのエディションでも発売当日からすべて利用可能であり、今後のコンテンツアップデートによってフライトシミュレータープラットフォームは発展と拡大を続ける」とマイクロソフトはいう。

Flight Simulator 2020はまもなくクローズドベータフェーズに入るため、近々詳細が発表されるはずだ。

画像クレジット: Microsoft

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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