Apple(アップル)はMacBook Air(未訳記事)に加えて、新しいMac Miniも発表した。Mac MiniにはMac専用に設計されたアップル初のカスタムチップセットであるApple M1を搭載している。おなじみのデザインはそのままだが、チップはARMベースのものが採用されている。
「Mac miniをこの価格帯で最も売れているデスクトップと比較すると、miniはサイズが1/10であるにもかかわらず、最大で5倍高速です」と、ハードウェアエンジニアリング担当シニアマネージャーのJulie Broms(ジュリー・ブロムス)氏は語っている。
M1には、4基の高性能コアと4基の高効率コアが搭載されている。製造プロセスは5nmだ。GPUコアは8基で実行ユニットは128個で、ピーク時の性能は2.6テラフロップスになる。また、アップルの機械学習用のニューラルエンジンも搭載している。
アップルによると、新型Mac MiniはCPU性能に関しては前モデルよりも最大3倍速くなっているという。GPU性能に関しては、最大6倍高速化されている。MLアクセラレーションも最大15倍高速化されている。
背面にはEthernetポート、6Kディスプレイに対応するThunderbolt / USB4ポート×2、HDMI 2.0ポート、USB Aポート×2、3.5mmイヤホンジャックを備える。
価格は699ドル(日本では税別7万2800円)からで、新型Mac Miniは来週発売される。
関連記事:ARMベース「Apple M1」搭載MacBook Air、MacBook Pro、Mac miniが11月17日発売
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Apple、Apple Silicon、Mac、Apple Mac Event
画像クレジット:Apple
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/11/11/2020-11-10-apple-updates-mac-mini-with-apple-designed-m1-chip/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Romain Dillet
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