米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年1月27日、Appleが申請していた、Apple WatchやAirPods、スマート血圧計などの小型機器の内部に温度測定センサーを組み込む特許を公開しました。
小型機器の内部部品温度を管理するためのセンサー
この特許の目的として、電子機器の内部の温度が高温になりすぎないよう適切に保ち安定した動作を得ることが挙げられています。
それを実現するにあたり、既存の温度測定センサーをApple WatchやAirPods、スマート血圧計などの小型機器に組み込もうとするとそれらは多くのスペースを占め、バッテリー容量の減少などに繋がってしまいます。
Appleが特許に記したアイデアは、小型機器にも組み込める妥当な大きさの差動熱電対を用いた温度測定機構です。
差動熱電対の配置例
差動熱電対は、システム・オン・チップやメモリ、バッテリー、ディスプレイ、Apple Watchの背面カバーガラスに設置することが想定されています。
下記図表2は、Apple Watch内部に温度測定機構を組み込んだ場合の配置例です。
また、温度測定に用いる差動熱電対の配置は図表5Eのような十字型が適している場合もあると、特許では説明されています。
Appleは、カフ(空気袋)を用いたスマート血圧計の特許を出願していました。
Source:USPTO via Pantetly Apple
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-435617/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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