Twitterが、「長年運用してきたAPIルールが適用されただけ」とし、サードパーティー製Twitterアプリを排除している件に関し各アプリの開発企業などが、「これまで10年以上TwitterのAPIルールを遵守してきた」とし、新ルールの明確化を求めています。
The Vergeは、新しいAPIへの対応を6カ月以内に行うことが求められるとし、その内容を報じています。
サードパーティー製Twitterアプリ開発者、APIルールへの対応方針表明
サードパーティー製Twitterアプリでアクセスできない問題は、2023年1月12日午後7時30分(太平洋標準時、日本時間では1月13日午後0時30分)に発生、週末を通じてTwitterは沈黙を続けていましたが、この度、アクセスできないのはそれらのアプリがAPIルールに適合していないからと、理由を説明しました。
これに対し各アプリの開発企業は、長年APIルールを遵守してきたが今回のような遮断措置は無かったこと、新ルールが明確化されればそれを受け入れる意向を示しています。
しかし、現時点で新ルール自体不明とのことです。Twitterによる排除理由がお題目通りであれば、こうしたサードパーティー製アプリ開発企業に新ルールが明確化されることが期待されていました。
新しいAPIルールの詳細を報道
これに対しThe Vergeは、新しいAPIルールの詳細を報じています。同メディアによれば、サードパーティー製アプリ開発企業は今後、下記のような対応が必要になるようです。
- サードパーティー製アプリは、新しいAPIへの対応について6カ月の猶予期間が設けられる
- アプリ開発者は、(APIルールに準拠しているか)公開前に事前に承諾を得る必要がある
- 現時点で動作中のアプリは使用可能だが、「ユーザートークン」が現在の2倍になると、新しいAPIルールの適用対象となる
- サードパーティー製Twitterアプリの利用者が制限数を上回った場合、開発者もしくは開発企業はTwitterと協議する必要がある
サードパーティー製Twitterアプリの利用者が制限数を上回った場合の措置についてThe Vergeは、規定数以上のユーザーは利用できなくなるだろうと述べています。
この予想が正しければ、Twitterはサードパーティーアプリ開発企業と契約したユーザー数を上回った場合、ユーザー数に応じた追加料金の支払いを要求する、もしくはこの機会にそうした契約に更新することも考えられます。
また、現時点でも使用可能な小規模のサードパーティー製アプリがありますが、こうしたものもユーザーが増加した場合、遮断される可能性が高そうです。
Tweetbot has been around for over 10 years, we've always complied with the Twitter API rules.
If there's some existing rule that we need to comply with, we'd be happy to do so, if possible. But we do need to know what it is…@TwitterDev, you know how to reach us. https://t.co/RujogIjRvx
— Tapbots (@tapbots) January 17, 2023
From 2012 – https://t.co/znkQmkBEpX
— Twitterrific (@Twitterrific) January 17, 2023
Source:The Verge
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-518307/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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