Vision Proのパロディが問題ではなかった?Apple Musicで配信開始

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Apple Muscで最新アルバムが配信停止になったミュージシャンが、配信停止はVision Proをパロディにしたようなミュージックビデオと楽曲が原因で、Appleによる検閲ではないか、と主張していましたが、Apple Musicでアルバムの配信が開始されました。ミュージシャンは騒動の原因について、コミュニケーション上の問題、と説明しており、Vision Proのパロディが原因ではなかった模様です。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. ティム・アーノルド氏の最新アルバムがApple Musicで配信停止されていた。
2. ミュージシャンは、Vision Proのパロディが原因ではないかと主張。
3. アルバム全曲が配信開始された。原因はコミュニケーションの問題とのこと。

Vision Proのパロディが原因で配信停止に?

イギリスのミュージシャン、ティム・アーノルド氏の最新アルバム「Super Connected」が、Apple Musicで配信停止になり、アーノルド氏がAppleを批判する書簡を公開したというニュースを先日、お伝えしました。
 
なお、Spotifyなど他の音楽配信サービスでは同アルバムは全曲が配信されており、Appleだけ対応が異なるのは、Vision Proをパロディにしたようなミュージックビデオと、その架空の製品の広告が収録されているためではないか、とみられていました。
 
アーティストに対するAppleによる検閲ではないか、と訴えた公開書簡には、多くのミュージシャンらが名を連ね、アーノルド氏への支持を表明していました。

Apple Musicでアルバム全曲の配信開始

しかし、Apple Musicで「Super Connected」の配信が開始されており、全曲を聴けるようになっています。
 
アーノルド氏は公開書簡で、Apple側がアルバム配信の条件として一部の楽曲の削除を提示したとも述べていましたが、全曲がノーカットで配信されています。
 
アーノルド氏は、リンゴを乗せた愛用のMacBook Airと一緒の写真を公開し、Appleや支えてくれたアーティストたち、そしてファンへの感謝の言葉を綴っています。

 


 

配信停止の原因は?

AppleInsiderによると、アーノルド氏はApple Musicでの配信されていなかった理由について、「Apple側とのコミュニケーションの断絶」と述べており、具体的には説明していませんが、Vision Proのパロディが原因ではなかったようです。
 
同氏は「考えを変えたのがAppleなのか(所属レーベルの)Ditto Musicなのかは分からないが、デジタル・コミュニケーションの限界によるものだと思う」「これがまさに、このアルバムで表現したかったことだ」と述べています。

Apple Musicでの再生はこちら

詳細な経緯は不明ですが、Apple Muiscで無事に配信が開始された「Super Connected」はこちらで再生できます。
 

 
Vision Proのパロディのようなヘッドセットが登場する「Start with the Sound」のミュージックビデオはこちらです。
 

 
 
Source:AppleInsider
(hato)


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