コールセンターの対話をChatGPTで生成要約。AI要約サービス「QuickSummary2.0」が「AmeyoJ」と連携

株式会社エーアイスクエア(以下、エーアイスクエア)が提供するAI要約サービス「QuickSummary2.0」が、株式会社アイ・ピー・エス・プロのコールセンターシステム「AmeyoJ」と連携を開始。

第1号案件として、アイペット損害保険株式会社のコールセンターにて本番提供を行っています。

ChatGPTでの生成要約が利用できる「QuickSummary2.0」

「QuickSummary2.0」は、エーアイスクエアが独自に開発したAIモデルを搭載したコールセンター向け要約サービス「QuickSummary」のリニューアルサービスです。

QuickSummary2.0操作画面イメージ

コールセンターの会話テキストに対し、独自に開発した機械学習ベースのAIモデルが前処理を行い、会話の重要箇所の抜粋要約が行えることに加え、オプションとしてChatGPTでの生成要約が利用できます。

導入企業でのファインチューニング不要で発話ごとの重要度付与・フィラー判定・対話に対するラベル付与ができること、ChatGPTによる生成要約機能のための複数種類のプロンプトを用意していることなどが特徴です。

オールインワン型CTIサービス「AmeyoJ」

「AmeyoJ」は、クラウドベースのオールインワン型CTIサービス。初めてコールセンターシステムを導入する企業に定評があるのだそう。

「AmeyoJ」は、インバウンド・アウトバウンド機能を兼備しながらも、CRM機能や通話録音機能、レポート機能など多彩な付加価値サービスを搭載。

また、シンプルなインターフェイスと手厚いサポートにより、1時間程度のトレーニングで導入可能なシステム構成もポイントでしょう。

さらに、SaaSである強みをいかし、小規模センターにおける短納期の席数増減や、大型センター(最大1500席)への導入など、幅広い事業者が利用できます。

サービス連携でコールセンターのデータ活用を加速

今回は、そんな「Quicksummary2.0」 と 「AmeyoJ」 が連携を開始。エーアイスクエアが提供する音声認識エンジンが搭載された中間サーバー上で「QuickSummary2.0」を連携し、APIを介して「AmeyoJ」とシームレスな連携を構築しています。

これにより、「AmeyoJ」で取得した音声を終話後にエーアイスクエアの音声認識・要約環境に転送してテキスト化、音声認識結果を「QuickSummary2.0」で要約表示。

後処理時間削減やVoC分析、オペレーターのモニタリングなど、コールセンターにおけるデータ活用を加速します。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000062562.html

株式会社エーアイスクエア 公式サイト:https://www.ai2-jp.com/

(文・Higuchi)


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