<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
突然ですが、みなさん“シイタケ”好きですよね?世の中、“シイタケ好き”と“シイタケ好きじゃない”の人間に2分できるくらい大体みんなシイタケを好きなはず(適当)。何言ってんだコイツ。どうもこんにちは、&GP編集部のヤマケンです。
こんな意味不明なことを口走るくらいにはシイタケが好物なのでできればデイリーで美味しいシイタケが食べたい! けど、近所のスーパーにいい感じのシイタケ売ってないんですよね…。200円の安いけど笠が開いていて無味無臭に近いシイタケはもうイヤだ!
▲大きめの箱の中に入っているのは菌が打ち込まれた栽培ブロックと栽培容器、取説のみ。なんてシンプルな構成なんだ
微妙な値段であまり美味しくないシイタケを買うくらいなら、いっそのこと栽培して超新鮮な状態のシイタケを食べて幸福感でブチ上がりたい! というわけで、ホームセンターに行くたびに気になっていた森産業株式会社・もりのきのこ農園シリーズ「もりのしいたけ農園」(1990円)を実際に試してみました。美味しさもそうなんですけど、いったいどれくらい採れるのか、めちゃめちゃ気になってたんですよね。あわよくば美味しいシイタケ安くたくさん食べたいのです。
箱を開けると、栽培ブロックと栽培容器、取扱説明書の3つが入っています。早速、栽培ブロックを袋から出してみますが…「え?これで本当に食べられるシイタケできるの?」ってくらい、微妙にグロい…。なんなんだこの大量の白っぽい丸いやつと、上の白いカビみたいなやつ…。
説明書によると、これは正常な状態のようです。この白丸の物体はすでに芽が出始めたシイタケだそうです。販売されている最中に微妙に育っていくみたいですね。また、白いカビみたいなものは、シイタケの菌なんだとか。ちなみにこのカビが青や緑色だったら正真正銘のカビなので、しっかり洗い流します。
▲これは2回目の時の写真ですが、芽が出ていない場合はこんな感じで水で流すみたいです
次に栽培する前に栽培ブロックを水で洗い流します。注意点としては表面を擦ったりしないようにとのこと。ちなみに私の購入したモノのようにすでに芽が出て育ち始めていたら、霧吹きで水を吹きかけるだけで大丈夫なようです。
水で洗い流す or 霧吹きをかけたら、保存容器に入れ蓋をして栽培開始。シイタケ栽培に適した気温は18℃〜25℃で、直射日光はNG。冬は暖かいところ、夏は涼しいところで栽培ということで、暖かい空気は上に登ると言いますし私は換気扇の上に。10月末のことです。はてさてどうなるのか。
ちなみに、取説によれば日中は27℃以下、夜間は20℃以下になるのが理想的のようです。
で。翌朝起きたらもうこんなに育ってた! 全然まだまだ微妙なビジュアルをしていますが、露骨に伸びてますし、ただの白い丸だったのが、よく知るシイタケみのある茶色に。とんでもなくハイスピードでびっくり!
ちなみに栽培中にやることといえば、1日1回〜2回の霧吹き。私は朝晩の2回、霧吹きでシュッシュッと全体がしっとりするほどまぁまぁたっぷり吹きかけてました。いやー、毎日どれだけ育つのか一目でわかるってのも楽しいですね。
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3日後…
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▲3日目を離した隙に立派になりやがって…※不在時は妻に霧吹きしてもらってました
…仕事で3日ほど家を空けて帰ってきた時のマイシイタケズがこちら。全然育つ様子楽しめないままでできちゃったんですけど!
栽培スタートしてわずか4日間の出来事でした。取説によれば、芽が出るまで5日ほどかかるとのことなので、購入時の状態によって収穫までの日数は変わりそうですね。
しかし、見てこれ。めちゃめちゃスズナリなんだが?立派なモノと小さいモノとありますが、どれも肉厚。
合計20個ほど収穫でき、イメージとしては“ドンコ”クラス1個、スーパーのお高めパック2パック分、お安め2パック分と言ったところ。量だけみれば1980円の相応の収穫量かな? といった感じですが、食べてみるとお値段以上!
素焼きに醤油をひと垂らしで食べましたが、香りも味も濃いし、肉厚ジューシー。軸までしっくり味わい尽くしました…。
▲この内巻きの笠をとくと見よ!ハイパー新鮮・食べゴロのシイタケを食せる幸せ
ちなみに、採り尽くした後も2回目と3回目の栽培も可能なんだそう。1回目の収穫が終わった後は、2週間ほど霧吹きをしつつおやすみ休養。休養後、12時間〜24時間浸水すれば、もう一度収穫できるみたいです。特に2回目以降の発芽には温度差が大事らしい。取扱説明書には「1回目で50個以上採れた場合〜」なんて記載があるので、私の場合2回目でもっと採れる可能性がありそう! やったぜ!
というわけで、ホムセンで売っていたシイタケ栽培キットでした! 正直「スーパーで買うよりも安くたくさん食べられたらいいなぁ」なんて目論見で買いましたが、今回紹介した1回目の収穫時点では、スーパーで買った場合の方が安上がりな印象。ですが、スーパーで売っているシイタケよりも断然美味しく感じたので、割と満足度高めですし、2回目の収穫であと何個採れるかでコスパの良さも変わりそうです。なお、リピーター向けに栽培ブロックのみの販売(1100円)もあります。
<取材・文/山口健壱(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/641074/
- Source:&GP
- Author:&GP
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