Siriの大幅改良版が5月リリース、iOS19にLLM Siriを搭載か

これまではiOS18.4に搭載されると予想されていたSiriの大幅改良版ですが、2025年5月にリリースされる可能性が高いiOS18.5までずれ込むとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。

ガーマン記者は、iOS19でのSiriのさらなる改良計画についても触れています。

Siriの大幅改良はやはりiOS18.4ではなくiOS18.5?

iOS18.4に搭載されると予想されていたSiriの大幅改良版ですが、やはりiOS18.5までずれ込む可能性が高いようです。

iOS18.4ではApple Intelligenceが日本語に対応、4月上旬(Appleは初旬と記述)にリリースされる予定であることをAppleが発表していました。

iOS18.4リリースの1カ月半後にiOS18.5をリリース見込み

Siriの大幅改良版が2025年5月にリリースされる場合、それはiOS18.5でなされるとガーマン記者は予想していました。

その場合、iOS18.5がリリースされるのが5月下旬だとしても、4月上旬のiOS18.4のリリースから1カ月半でそれが実現されることになります。

現在のSiriにおける2種類の代表的な機能をiOS19で統合

ただし、それが実現したとしても他社のAI機能に対するApple Intelligenceの優位性はなく、Siriの改良を通じてこの分野での遅れを取り戻す必要があるとガーマン記者は指摘しています。

同記者は現在のSiriの機能について、「タイマーの設定や発信など、コマンドを実施するもの」と、「ユーザーデータにアクセスするもの」の2つの柱でなりたっていると説明しています。

「ユーザーデータにアクセスするもの」とは、メールの要約や写真アプリの中から指定した条件にあうものを見つけ出す機能が該当するのでしょう。

iOS19.4でLLM Siriを実装、自然な会話が成り立つのはiOS20?

iOS19ではSiriの代表的なこれら2つの機能が統合され、より使いやすくなることが期待できるようです。

これは以前も噂になった「LLM Siri」とApple社内では呼ばれていると、ガーマン記者は述べています。

ただし、LLM Siriの開発も遅れているようで、世界開発者会議(WWDC25)で発表されたとしても実装されるのは2026年春のiOS19.4まで待つ必要がある模様です。

更に、自然な会話が成り立つような対話型Siriの実現はiOS20のリリースまで実現することはないとガーマン記者は指摘、AI分野におけるAppleの開発は同記者が感銘を受けたとするAmazonのAlexa+などと比べてかなり遅れていると指摘、厳しい視線を向けています。

Source:Power On/Bloomberg

Photo:iGeeksBlog(@igeeksblog)/X


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