空想を現実に。VRデザインツール「Gravity Sketch」

頭のなかでは完璧に思い浮かぶことができているのに、いざ紙にスケッチしてみたら思った通りに描けない.......。そんなモヤモヤした思いから解放されたいあなたにぴったりなデザインツールがある。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートのデザインエンジニア達によって開発されたGravity Sketchだ。

どうやって使うの

Gravity SketchはVRおよびARデバイスを介して没入感のある体験を提供するため特別に制作された3Dデザインツールで、直感的な操作でさまざまな機能を用いてデザインやアートワーク作れる。

ユーザーは平面や曲面を追加して形状を変更したり、他のデザインソフトで制作したデータを読み込んだりできる。また、ハンドコントローラーで動かすため、複雑な操作は必要とされない。

つまり、手書きの要領でオブジェクトを3Dで描ける。このため、製品をあらゆる方向から検証する工業デザインの分野では、とくに重宝されるだろう。

そんなクリエイティブなアイデアが評価され、Gravity Sketchは2018年のベストクリエーター&オーサリングツール賞、2018VDAエンタープライズを受賞している。

Gravity Sketchは個人向け、教育機関向け、法人向けの三つバージョンがリリースされており、法人向けはプロ版とスタジオ版に分かれている。

企業での使用の場合、年間収入が1万ドル(約109万円)以上の場合はプロ版の使用になり、サブスクリプションによって毎月2,980円で使用できる。

また、年間売上が10万ドル(約1,111万円)以上の場合はスタジオ版の使用となり、毎月9,980円での使用になる。

個人利用の場合はSteam,Oculus Store,Vineportで毎月約2990円で利用可能だ。

あなたの中にくすぶる想像力。これを機に解放してみてはどうだろうか。

本記事は再掲記事です。

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