スティーブ・ジョブズ氏が初代iPadを発表してから10年


 
Appleの共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が、米カリフォルニア州イェルバ・ブエナ・センター・フォー・ジ・アーツで開かれた報道機関向けの発表会で、初代iPadを発表したのは、今からちょうど10年前の2010年1月27日のことでした。

魔法的で革命的なデバイス

ジョブズ氏は、スマートフォンとノートパソコンの間の新しいデバイスカテゴリが存在すると語っていましたが、iPadこそがまさしくその空間に収まる「魔法的で革命的なデバイス」だったわけです。
 
iPad上で、Webブラウジング、Eメールの送受信、写真撮影、動画視聴、音楽視聴、ゲームプレイ、電子書籍の読書など、様々なことを行うことができました。
 
「iPadは当社の最も最先端のテクノロジーだ。魔法的で革命的なデバイスが信じられない価格で購入可能となる」
 

 
初代iPadは、9.7インチのディスプレイ、シングルコアのA4プロセッサ、64GBのストレージ、256MBのRAMを搭載し、バッテリー駆動時間は10時間と謳われていました。加えて、Bluetooth 2.1、30ピンのDockコネクタ、イヤホンジャックも利用可能で、Wi-Fiのみのモデルの販売価格は48,800円、Wi-Fi + 3Gモデルは61,800円からとなっていました。
 
その後iPadは、2011年3月、2012年3月、2012年10月、2013年10月、2014年10月、2015年9月、2017年3月、2017年6月、2018年3月、2018年10月、2019年9月にアップデートされてきました。
 
今年アップデートされるiPadは、iPhoneよりも早く高精細の3D認識が可能なTOFセンサーが搭載されるとの噂もあり、今後もiPadはAppleの主要製品として機能していきそうです。
 
 
Source:MacRumors
(lexi)


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