中国のHuaweiは、5G対応の新フォーダブルスマホ「MateXs」を発表した。昨年発売したMateXに続く2機種目のフォーダブルスマホとなる。
独自開発の5G対応プロセッサKirin 990を採用し、これまでよりコンテンツの操作がスピードアップするほか、分割画面で複数のコンテンツを表示することもできるなど利便性を大幅に向上させている。
・大画面でゲームや動画を
MateXsは畳んだ状態では6.6インチの縦長スマホで、広げると正方形に近い8インチになる。コールなど通常の操作は畳んだ状態で、動画を観たりゲームをしたりするときは広げてワイドスクリーンで、という使い方ができる。
動画を閲覧する場合、データ容量が大きいためにこれまでだとダウンロードに時間がかかっていたが、5GによりMateXsでは時間を大幅に短縮できる。
・マルチウィンドウ対応
また、広げた状態でスクリーンを分割できるのも特徴だ。例えば左側にメッセージアプリを、右側でファイルアプリを開いて、選んだファイルをメッセージで送信するという操作ができる。
また左右にそれぞれに画面を開いた状態で、その上に計算アプリを開くなど、マルチウィンドウに対応するので効率よく作業を行える。カメラはLeica製レンズ4つを搭載し、バッテリ―容量は4500mAhとなっている。まずは欧州などで3月にも発売し、価格は2499ユーロ(約30万円)。その他のマーケットでの展開については現段階では明らかにされていない。
Huaweiは当初、スペイン・バルセロナで今月24〜27日に開催が予定されていたモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で新製品を発表するはずだった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてMWCがキャンセルになったため、独自で発表会を開催した。
- Original:https://techable.jp/archives/117996
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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