今秋の発売が見込まれる「iPhone12」は超近距離Wi-Fi規格「IEEE 802.11ay」に対応し、デバイス間の高速通信が可能になるほか、全モデルが有機EL(OLED)ではなく、液晶ディスプレイモデルが1つ用意されるとMacお宝鑑定団Blogが報じています。
デバイス間の高速通信向けの新規格
Macお宝鑑定団Blogが「iPhone12」に詳しい情報筋の話として、「iPhone12」が超近距離無線LAN規格である「IEEE 802.11ay」に対応する可能性がある、と報じています。
「IEEE 802.11ay」が通信に使用する周波数帯は60GHz帯であり、現在のWi-Fiに使用されている5GHz帯や2.4GHz帯とは異なります。
「IEEE 802.11ay」は主に屋内でのデバイス間通信を想定した規格で、2020年中に最終仕様が決定する予定で、実用化すれば通信速度の大幅な高速化が期待されます。
用途としてはジェスチャー認識、健康、見守り、個人認証、自動車内などが挙げられており、AirDropの高速化や、2020年にも発売されると噂の紛失防止タグ「AirTag」などに活用される可能性が考えられます。
「iPhone12」には液晶モデルも?
「iPhone12」は全モデルがOLEDディスプレイを搭載する、とApple関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が予測しています。
しかし、Macお宝鑑定団Blogは、サイズなどは不明ながら、液晶(LCD)モデルが1機種だけ用意される、と報じています。
もし、報道のとおりであれば、5G対応などで価格上昇が見込まれるiPhone12シリーズの中で、低価格帯に位置付けられるモデルになると考えられます。
Source:Macお宝鑑定団Blog
Photo:LetsGoDigital
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-275529/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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