株式会社バカン(以下、「バカン」)は、Webサービス「VACAN」を関東エリアで一般公開した。
同サービスを使用することで、飲食店などの混雑状況を地図上でリアルタイムに把握できる。今後は、エリア拡大やサービス向上などを目指していく。
「VACAN」の概要
Webサービス「VACAN」では、ユーザーの現在地近くにある飲食店を、リアルタイムの混雑状況とあわせてマップ上に表示。「空き」「混雑」などの形で示されたピンをタップすると、その店舗の詳細情報にアクセスできる仕組みだ。
スマートフォンによる利用が推奨されており、利用にあたってアプリのダウンロードは不要となっている。
「VACAN」は、5月28日に九州エリアで先行公開されていた。そして今回は、関東エリアにて正式公開。この2エリアに続き、今後は全国への展開を予定する。
また、同サービスにおける掲載店舗は、6月8日時点で約130件(関東エリアは約100件)。今後3カ月で500件以上を目指すほか、飲食店以外の掲載も見込んでいる。
混雑状況を正確に把握するための取り組み
実は今回の「VACAN」以前にも、マップ上に混雑状況を表示するサービスは存在していた。ただし、データ反映まで数十分のラグが発生する場合もあり、リアルタイムでの正確な状況確認には課題があったという。
そこで「VACAN」では、独自開発のIoTデバイスを各店舗に直接設置するなどして、前述のような課題を解消。検知に用いる機器や解析技術には、バカンの特許技術(出願中含む)が多く使われているとのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/127261
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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