株式会社Psychic VR Lab(以下、「Psychic VR Lab」)は、同社が手掛けるVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」のシステムアップデートを実施。
これにより、スマートフォンやタブレット向けにARコンテンツを制作・配信できるようになった。
幅広い端末でARコンテンツを体験可能に
最近はVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの技術発展が著しく、そのような仮想空間技術は「XR」という形で総称されている。
Psychic VR Labは、前述の「XR」コンテンツを構築できるツールとして「STYLY Studio」を提供。Webブラウザ上で構築可能な点を主な特長としていたが、同ツールで制作したコンテンツの閲覧は、限られた端末(VRゴーグルなど)によるものとなっていた。
今回のシステムアップデート後は、「STYLY Studio」でARコンテンツを制作し、スマートフォンやタブレットに配信することが可能になる。配信先の端末に「STYLY Mobile」アプリがインストールされていれば、ユーザーは即座にARコンテンツを体験できるとのことだ。
先進的な取り組みを続けるPsychic VR Lab
Psychic VR Labは、昨年11月に「STYLY Mobile」アプリをリリース。さまざまなアーティストやパートナーとともに、AR活用による新体験を提供してきた。
具体的な事例としては、渋谷PARCO・XR SHOWCASEにて常設展示中のインスタレーション作品「World’s end supernova : Discont」などが挙げられる。アート作品やショッピング体験の新しい形を提示し続ける同社の取り組みには、今後も要注目だ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/127339
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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