日本ではここ2週間で、マイニンテンドーストアを始めとして抽選販売を行う店舗が増加中のNintendo Switchシリーズですが、先行して在庫が回復している米国では、米Targetが会員向け値引き販売を開始しています。
米小売大手Targetの販売状況
Nintendo Switch Liteは、日本時間2020年6月8日午後10時の時点で、米小売大手Targetで同店会員カードである「RedCard」での支払い時には、希望小売価格から5%割引と表示して販売されているのが確認されましたが、6月9日午後1時現在、在庫切れとなっています。
米家電量販店Best Buyの販売状況
米家電量販店Best Buyには現在も在庫があり、Nintendo Switch Liteの同国での希望小売価格である199.99ドル(約21,800円)で購入可能です。
日本市場への供給量は昨年対比33%増加
会員向け値引きが行えるほど在庫が回復してきている米国に対し、日本では希望小売価格でも入手困難なのは、日本向けの出荷台数が少ないことが原因かもしれません。
任天堂が2020年5月7日に発表した「2020年3月期決算説明資料」では、Nintendo Switchシリーズの販売台数見通しとして、日本向けには昨年対比33%増の506万台が予定されていますが、米国向けは767万台であることから、この差が在庫回復状況の違いとなって現れているのかもしれません。
1カ月前には、世界的に極端な品薄状態だったNintendo Switchシリーズの在庫が、会員向けとはいえ割引販売を行えるまで回復したことから、入荷量増加と在庫の安定、注文獲得を目的とした店舗間競争が今後始まることも期待できそうです。
Source:, Best Buy,Target, 2020年3月期決算説明資料/任天堂
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-294098/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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