モバイルオーダー「O:der」がJR西日本グループの飲食店などへ導入、大阪でのテイクアウト促進へ

Showcase Gigは6月29日、JR西日本グループの商業施設、直営店舗での待ち時間や利便性向上を目的として、自社開発のモバイルオーダープラットフォーム「O:der」(オーダー)を7月1日より順次導入することを明らかにした。

今回は、JR西日本イノベーションズとの共同事業で、ジェイアール 西日本デイリーサービスネットが運営するエキマルシェ大阪、ジェイアール西日本フードサービスネットが運営するDrip-X-Cafe、JR西日本SC開発が運営するルクア大阪の一部店舗で、スマートフォン経由でのテイクアウト注文や決済が可能になる。

各社の直営店舗で、準備が整ったところからサービスを順次スタートさせる。Showcase Gigによると「今後もテイクアウトのニーズがあれば、直営店以外の飲食店についてもJR西日本イノベーションズ、運営各社とともに交渉を進めていく」という。

また、JR西日本グループと同社が共同開発したショッピングセンター共通ポイント兼おまとめアプリ「WESPO」(ウエスポ)でも、対象店舗のテイクアウト注文も可能になる。

今回の提携について同社は「吉野家やマクドナルド、スターバックスなどのチェーン店を除く中小個店の店舗へは、モバイルオーダーの導入がまだまだ進んでないことへ課題を感じています。モバイルオーダーやキャッシュレス決済をさらに進めるためにも、消費者との接点を多く持つJR西日本グループと共同で導入を進めていきたいと考えています」と説明する。


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