藤村岳が教えるメンズビューティの1/365days男美均整のコトハジメこれなら妻も娘も喜ぶ! マッチョすぎないマイルドひんやりな夏コスメ


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もはや亜熱帯の様相を呈している高温多湿の日本の夏。上手に乗り切るにはひんやりコスメの力を借りるのがいい。でも、敏感肌を自認する男性も増えている昨今、ただスースーすればいいというのでは時代に即していない。そこで、妻や娘たちともシェアできる涼感マイルドな夏コスメをご紹介しよう。

塗るのが楽しくなる冷感ローション2選

氷水に手を入れたり、かき氷を食べて頭痛がしたりと過度な冷たさを人体は痛みとして関知してしまう。それは生体を維持するために必要な防御システムで、体温を維持するために必要なものだ。だから「冷感が強い=よい夏コスメ」というワケではないというのは理解できるであろう。コスメでひんやりする正体は、ほぼアルコールの揮発による作用か、メントールなどの清涼感を味わえる成分のおかげ。流行のハッカ油は後者の作用によるもの。世の中には男性用のアイテムを中心に「激寒」「極寒」などのアオリ文句がつく製品も多い。しかし、それは肌に対して刺激になるということでもある。夏はエアコンによる乾燥や紫外線でのダメージも大きく、あまり極端にひんやりするものは実は肌によくないのだ。

そんなときにまず、オススメしたいのは①RMK ファーストセンス クーリングジェル。洗顔後に使うジェルでとろみがあるのでスキンケアに不慣れな男性でも扱いやすく、肌に素早くなじんでくれる。毛穴が気になる人や、暑くてスキンケアをする気にもなれないという人にぴったりだ。

また、②ドクタージーラボ アイスビューティー スパークリングタッチローションも-8℃の冷感”テクスチャを採用したもので、まるで肌で炭酸飲料を飲んでいるかのような爽快感が味わえる。パチパチと肌の上で弾ける感覚もおもしろく、男性でも楽しみながら使えるだろう。皮脂吸着の微細パウダー配合で後肌がサラサラになるのもいい。洗顔後の保湿は、肌の健康ために必須事項。夏でも手抜かりなく行おう。

目元、手、日焼け止めにもクールの嵐!

なんとパーツケアにもクールなものはあり、③ロクシタン アクアレオティエ リフレッシングアイジェルもいい。付属のメタルボールで目元をくるくるとケアできる優れもので、冷蔵庫で保存するとさらにひんやり感が増す。カルシウム等のミネラルとヒアルロン酸配合で、キュッと引き締まった印象に。

夏に欠かせないのが日焼け止め。免疫に関わるので男性でも必須だ。どうせなら心地いいものを選びたい。そこで④資生堂 アネッサ パーフェクトUV バブルスプレー a 【数量限定品】なら塗るのが楽しくなるはず。泡状で出てくるので塗りやすく、しかもクール感が続いてくれる。SPF50+、PA++++と強力に守ってくれるのもうれしい。

新型コロナウイルスの影響で、手洗いとアルコール消毒で荒れがちな手指。ハンドクリームはもはや男性にも必須のアイテムになってきた。夏なら⑤ザ・ボディショップ ハンドクリーム クールキューカンバーはみずみずしいキューカンバーの香りで、爽やかながらも潤いを保ってくれる。軽いテクスチャでサラサラの仕上がりに満足するはず。

爽快!夏も入浴が楽しくなるアイテム

 

 

 

 

 

 

 

疲れを取るためには入浴も大事な習慣。とはいえ熱々のお湯に入るのはこの時期にはツライもの。正解はぬるめのお湯を張った浴槽にしっかり浸かること。暑いからとシャワーだけで済ませると、身体の芯に冷えが解消されずかえって疲れてしまう。特に男性はこの状態の人が多く、夏こそきちんと入浴すべきなのだ。そこで、バスタイムに活躍するアイテムをピックアップしよう。まずは⑥アユーラ 薄荷香草湯という入浴剤。古くから親しまれた薄荷(ハッカ)をベースにレモンや高麗人参を配合し、肌に優しく心はリフレッシュできる。アクアブルーの見た目も涼しげだ。


次に⑦デミ コスメティクス ハレマオ シャンプー ミントソーダは、シュワッと弾けるのが心地いい炭酸系シャンプー。クールな感触の濃密な泡で包んでくれるから汗や皮脂をスッキリと落とせる。同シリーズにトリートメントもあるので妻や娘にはそちらも用意してあげると喜ばれるはず。


そして、入浴後は⑧アスレティア クーリング ボディジェルで保湿をしながら、クールダウンしよう。ジェル状で、肌に塗った瞬間に水のように変化。スーッとなじんでくれる。野外フェスなど火照った肌を冷ますのにも便利だ。夏コスメを上手に取り入れて、暑い季節を乗り切ろう! 復させてあげよう。あまりに荒れがひどいときは唇にハチミツを塗って、5分ほどラップで覆うといいだろう。
このようにマスク下の夏の美容はあらゆるアイテムで徹底的に守って、美白と保湿で攻める。ケア不足、認識不足が一目でわかってしまう今夏の状況を上手に乗り越えよう。


text : 藤村岳
シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論でメディアへの出演や美容コンサルティングで活躍。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』(宝島社)などがある。

 


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