海外大手メディアReutersは、オーストリア企業AMSが中国の自動車メーカーGreat Wall Motorに、2022年から自動運転向けセンサーを納入する予定だと報じています。
AMSはAppleの主要サプライヤーの一つとして知られており、iPhone向け光学センサーを製造し、Face ID(顔認証)機能にも利用されていると言われています。
中国自動車メーカーGreat Wall Motor
中国の自動車メーカーGreat Wall Motor(GWM)は、ピックアップトラックを中心に製造販売を行っており、電気自動車による成長を狙っている企業です。
既に低価格帯の電気自動車Oraを製造しており、大手自動車メーカーのBMWとも電気自動車の製造で提携しています。
iPhone向け技術が自動車に活用される時代に
AMSの発表によると、自動車向けセンサーの開発はドイツ自動車関連企業のIbeoと共同で行われる予定となっており、中国GWMが開発する次世代型自動車の重要なパーツとなると考えられています。
GWMが新開発する次世代型自動車は、特定の条件化での自動運転が可能となる予定です。
自動車メーカーが取り組む自動運転技術の実現には、数多くのセンサーが必要なため、センサー関連企業にも自動車業界への参画機会が発生しています。
AMSは、現在iPhone向け光学センサーを製造し、Appleのサプライヤーとして知られている企業ですが、GWMへのセンサー供給は自動車業界参画への大きな足掛かりとなりそうです。
Source:Reuters
Photo:AMS, Great Wall Motor
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-305617/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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