Disruptで組み込み金融が未来のフィンテックである理由を学ぶ

フィンテック業界はここ数年、激しい変化の波にもまれてきた。Robinhood(ロビンフッド)、Revolut(レボリュート)、Coinbase(コインベース)などの消費者向けフィンテックスタートアップ各社が大成功を収め、数百万人の顧客を獲得している。それと同時に、法人向け企業は、決済からAPI駆動型統合およびリスク査定まで、金融を真にデジタル化するインフラストラクチャーを構築してきた。

こういった理由から、Disrupt 2020で組み込み金融とフィンテックに特化したパネルを開催できることをうれしく思う。バーチャル・カンファレンスは、日本時間9月15日から19日まで開催予定だ。

この話題を挙げるにあたり、フィンテックのすべてに尽力するベンチャー投資グループであるAnthemis(アンテミス)のパートナー、Ruth Foxe Blader(ルース・フォックス・ブレード)氏を招待した。彼女は、 +Simple.fr(+シンプル.fr)、Axle(アクセル)、そしてFluidly(フルードリー)などのさまざまなフィンテックやインシュアテックのスタートアップ企業に投資をしている。

Anthemis(アンテミス)で勤務する前は、Allianz(アリアンツ)で、インシュアテックのベンチャー向け投資を担当していた。また、デジタル変革を主導するためフォーチュン500の企業の数社とも連携している。

さらに、このパネルには、Hope Cochran(ホープ・コクラン)氏も同席する。彼女は、キャンディークラッシュの開発元であるゲームスタジオ King(キング)でCFOを務め、IPOで会社を先導し、Activision(アクティビジョン)に59憶ドル(約6,233億円)でKing(キング)を買収させるといった大胆な舵取りを行った。

また、彼女のコーポレート・ディレクターとしての功績はこれだけではない。2013年のSprint(スプリント)による Clearwire(クリアワイア)の買収時にClearwire(クリアワイア)CFOとして職務に当たっていた。現在は、Madrona Venture Group(マドロナベンチャーグループ)でマネージング・ディレクターを務めている。

最後に、Accel(アクセル)のパートナーとして企業の成長ファンドに取り組んでいるJohn Locke(ジョン・ロック)氏もお招きする。彼は、数多くの投資の中でも、Braintree/Venmo(ブレインツリー/ベンモ)、GoFundMe(ゴーファンドミー)、Monzo(モンゾ)、WorldRemit(ワールドレミット)、Xero(ゼロ)などと取引を行っている。

ご覧のように、彼は世間が同社らをフィンテックスタートアップ企業と認識する前から、フィンテックスタートアップ企業を入念にフォローしていることで有名だ。

Disrupt 2020では、「ある時点において、テック企業はすべて、組み込み金融製品によってフィンテック企業になるのだろうか」や「組み込み金融製品を提供する新たな巨大テック企業が台頭するのだろうか」といった問いをはじめとする、フィンテック業界の今後についてディスカッションを行う予定だ。カンファレンスは、日本時間9月15日から9月19日まで行われるのでぜひ参加してほしい。

Disrupt Digital Pro Passまたは初期段階の創業者向けのDigital Startup Alley Exhibitor Packageを購入しよう。メインステージでのインタビューの他、実用的なアドバイスが聞けるExtra Crunchステージでのワークショップや、AIを利用したネットワーキングプラットフォームのCrunchMatchなどすべてのプログラムにアクセスできる。Disruptに登録した瞬間からCrunchMatchにアクセスができ、人々と繋がることが可能だ。潜在的な顧客や投資家との1対1のビデオ通話を予定したり、将来の従業員を面接したりして、このツールを最大限に活用しよう。

他の登壇者情報など、イベント詳細は以下の特設ページで確認できる。なお、同ページを経由してチケットを購入すると5%割引が適用されるので、ぜひご活用いただきたい。

Disrupt 2020特設ページへ


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