これから寒くなるにつれて、屋外でのスマホ操作が辛くなる。電車やバスを待っているとき、あるいは歩きながらスマホを操作するのはよくあることだが、スクリーン操作のために手袋を外さなければならない。
そこで紹介したいのが、このほどクラウドファンディングサイトMakuakeに登場した「シュープリーム・スマート・グローブ(SSG)」。はめたままスクリーン操作ができるのに加え、掌全体に滑り止めがついていて端末落下を予防できる。
指先部分が通電
通常の手袋ではスマホなどのスクリーン操作ができない。しかしSSGでは、両手の親指、人差し指、中指の先端部分を通電素材で覆っている。これによりタッチにパネルが反応する。
しかも通電している面積が広いため、感度がの高さを売りとしている。テキスト入力、スワイプ、ピンチ操作など素手と同じ感覚でできる。いちいち手袋を外したり、思い通りの操作ができなかったりという煩わしさから解放されそうだ。
手のひらにシリコンプリント
また、素手で持っても冬場は手が乾燥しがちなために端末を落としやすくなるが、手袋をはめているとそのリスクはさらに高まる。
その点、SSGの掌部分には一面にシリコンプリントが配置されている。このシリコンはゴルフや野球などのグローブにも使われているもので、うっかり手から滑り落ちるのを防いでくれる。
ちなみにこのシリコンプリントと、手袋の内側は抗菌・抗ウイルス素材を採用しているとのこと。
開発元の日本企業ナイガイは手袋のデザイン・設計・開発を専門とする企業で、世界のさまざまな大手スポーツブランドに手袋を供給している実績がある。そのこれまで培ってきた技術を凝縮しているのが今回のSSGだ。
気になる価格はというと、Makuakeでは1双3600円〜、2双だと6400円〜となっている(いずれも税・送料込)。メンズ、レディス、ジュニアそれぞれに3サイズが用意され、カラーは2色から選べる。
購入申し込みは11月8日まで受け付ける。12月末までの配達が予定されていて、この冬から活用できそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/139700
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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