家やオフィスで身の回りの複数のデバイスを同時充電し、出かけるときにはモバイルバッテリーを携帯する、という人にはうってつけのプロダクトがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
デスク上ではApple Watchを含む3台のモバイルデバイスのチャージングステーションとして使え、加えて内蔵バッテリーを取り出してモバイルバッテリーとしても活用できる「Power-Tube」だ。
10W出力2つ、5Wが1つ
Power-Tubeは弁当箱のような楕円形デザイン。表面にスマートフォンやApple Watchを置いてワイヤレス充電できるようになっている。サイズ的にはAirPods、iPhone、Apple Watchを並べて充電するのにピッタリだ。
充電シーンを1箇所に集約でき、しかもワイヤレスなので置くだけと手軽、そしてケーブルの絡みを回避できる。出力はApple Watch部分が5W、その他の2つは10Wだ。
容量1万mAhをいつでも
そして何と言っても、Power-Tubeはチャージャーの内部にあるバッテリー部分を取り出せるようになっているのが最大のセールスポイントだ。
ステーションは開けられる構造で、Apple Watchのチャージャー部分は実はモバイルバッテリーの一部になっている。つまり、充電コイルを表面に内蔵しているステーション本体と、Apple Watchチャージャー兼モバイルバッテリーの2部構成になっている。
バッテリーは手のひらサイズながら容量は1万mAhと十分。Apple Watchだけでなく、ビルトインされたLightningケーブルでiPhoneやAppleのアクセサリなどの充電に使える。しかも出力は18Wだ。
充電ステーションとして使っている間にバッテリーは充電されるので、いつでもフル充電されたバッテリーを携帯でき、急な外出時もバッテリー不足で困ることはなさそうだ。
Kickstarterでの出資額は記事執筆時点で59ドル(約6200円)〜となっている。11月27日まで出資を受け付け、目標額を達成すれば12月に発送が始まる予定となっている。
- Original:https://techable.jp/archives/139783
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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