スペースラボ株式会社(以下、スペースラボ)は、コミュニケーションシステム「XD-SPACE」を開発。同システムを用いることにより、アバターを介した会話がWebブラウザ上で実現する。
Webブラウザ上で利用できるシステム
スペースラボは、50名以上のバーチャルデザイナーが所属する3DCG制作会社。同社は「3Dの新たな価値を常に創りだす」というビジョンのもと、建築パースの制作などを行ってきた。
スペースラボが今回開発した「XD-SPACE」のセールスポイントは、Webブラウザからアクセスできること。アプリのインストールは必要なく、パソコンやスマートフォンなどで気軽に利用可能なシステムだ。
「XD-SPACE」のユーザーはアバターとなって仮想空間に入り、そこで他のユーザーのアバターと会話することができる。また、仮想空間の中を自由に歩き回れるため、バーチャル展示会などに適したシステムといえるだろう。このシステムは現在特許出願中で、今後はさまざまな利用シーンに対応したサービスが順次公開される見込み。
「バーチャル展示会360」と併せて「コンテンツ東京」へ出展
今回の「XD-SPACE」に先立ち、スペースラボは「バーチャル展示会360」というサービスを先月に発表していた。こちらもWebブラウザ上で利用可能なサービスとなっており、最短1週間でのバーチャル空間制作に対応。来場者の行動分析に役立つアナリティクス機能などを備え、バーチャル展示会の主催者を強力にサポートする。
「XD-SPACE」および「バーチャル展示会360」は、東京ビッグサイトにて開催中のコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京」に出展されている。興味を持った方は、会場を訪れてみても良さそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/140145
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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