小学館発行の漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の創刊40周年プロジェクトの一環としてスピリッツ編集部を見学して回れる「ぐるぐるスピリッツ編集部」を公開されている。
もりだくさんのバーチャルコンテンツ
「週刊ビッグコミックスピリッツ」は、1980年10月に小学館から創刊された週刊漫画雑誌で、創刊40周年を記念し、編集部内を3DスキャンしWebサイト上に丸ごとバーチャル化「ぐるぐるスピリッツ編集部」が株式会社カヤックによって制作・公開された。小学館の入り口から編集部の内部までぐるぐる探索することができ、バーチャルツアーの他にも、特別展示も合わせて公開されている。
コンテンツとしては、スピリッツのマスコット「ナマズくん」による館内バーチャル空間ガイドや、「月刊!スピリッツ」で大好評連載中のイラスト企画「非日常な彼女」の作品展、過去の表紙を飾ったグラビアが一堂に介したバーチャル展覧会(グラビア部屋)などが用意されている。
技術的にも革新的な取り組み
「ぐるぐるスピリッツ編集部」は、3DScanとWEBGLの技術を組み合わせたカヤック独自の機能拡張を実現。
カメラは、「Matterport」と「SONYα7」を活用し、撮影したデータにグラフィックやアニメーションを空間上にデジタル合成し、デジタルだからこそ見て体験できる空間に仕上げられている。サーバーと連動した謎解き要素や定期的に切り替わる企画展示の空間は、バーチャル展示会が常に目新しくなるよう設計が取り入れられている。
またカヤックは、バーチャル上で安心して商談会やイベントができるオンラインイベントプラットフォーム「Remobiz(リモビズ)」の提供も10月から開始。シンプルで無駄のない2次元UI/UXが採用されており、誰でも簡単に運営・参加できるプラットフォームだという。
- Original:https://techable.jp/archives/140664
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
Amazonベストセラー
Now loading...