Appleサプライチェーンの業績やその他のデータが、iPhone12およびiPhone12 Proの需要が予想を大きく上回っていることを示していると、アナリストが分析しています。
Appleサプライチェーンの業績が好調
Morgan Stanleyのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏は投資家向けメモにおいて、Appleの複数の米国サプライヤーが先週発表した業績(7月〜9月期)はウォール街の予想を上回り、これはAppleからの発注が期待以上だったためではないか、と述べています。
Qualcomm、Texas Instruments、Qorvo、Cirrus Logicを含むAppleのサプライヤー7社が発表した収益は、平均で予想を7%も上回りました。
またこれらサプライヤーが発表した10月〜12月期のガイダンスはウォール街予想を平均で約13%も上回る数字で、実現すれば前四半期比で平均12%増となります。
ホリデイシーズンの業績も好調と予想
ヒューバティ氏はサプライヤー各社が10月〜12月期の売上予想数字を高く設定している理由のひとつは、iPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxの発売時期がiPhone12/12 Proよりも遅れたためとしつつも、先に発売した2モデルの需要が予想を上回っているためだろうと述べています。
同氏によるとiPhone12 Proの注文から配送までの日数は、ここしばらく約25日のまま変化しておらず、その人気ぶりが伺えます。ヒューバティ氏によれば、発売から同じ日数が経過した時点での配送までの期間は、iPhone12 Proが過去のどのiPhoneよりも長いとのことです。iPhone Maniaの調査でも、iPhone12よりもiPhone12 Proのほうが注文から出荷までの日数が長い、という結果が出ています。
サプライチェーンのデータや配送までの日数などから、Morgan Stanleyは2021年通年でのiPhone出荷台数を2億2,200万台と見積もっています。
Source:AppleInsider
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-327275/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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