Apple、A14シリーズでもA14XとA14Zを同じコアで作り分ける戦略か

iPad Pro 12.9 mini LED
 
Notebookcheckが、新型MacBook Air用M1チップに、GPUコア数が7コアと8コアの2種類がラインナップされたことに関し、次期iPad Proが搭載するであろうA14X Bionicでも同じアプローチを取るのではないかと予想しています。

A12X BionicとA12Z Bionicと同じアプローチのM1チップ

Notebookcheckは、iPad Pro(2020年モデル)に搭載されたA12Z Bionicは、GPUコア数が7コアだったA12X Bionicで無効になっていた1コアを有効にしたものという点が、新型MacBook Airに搭載されるM1チップの、下位モデルは7コアGPU、上位モデルは8コアGPUを搭載するのと同じだと指摘しています。
 
同メディアは、新型MacBook Air用に2種類のM1チップを用意したのは、製造上の歩留まり改善が理由だろうと推察しています。つまり、8コアGPUのM1チップにおいて1コアの不良GPUコアがあっても7コアGPUとして使えば問題なく、製造したM1チップを効率的に使えるのがその理由とのことです。

次期iPad Proでも同じ戦略を採用する?

Notebookcheckは、M1チップA14X Bionicは密接に関連した製品であり、次期iPad ProにおいてAppleは同じ戦略を取る可能性が高いと考えています。8コアGPUのA14Z Bionicが登場するかは現時点で不明ながら、A14X Bionicは7コアGPUを搭載したSoCとして登場するだろうと、同メディアは予想しています。
 
 
Source:Notebookcheck
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)


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