Appleのリテール担当副社長「バーチャルと対面のバランスをとるのが鍵」

ディアドラ・オブライエン
 
Appleでリテール+人事(Retail + People)担当シニアバイスプレジデントを務めるディアドラ・オブライエン氏が米雑誌FortuneのBrainstorm Techで登壇し、Appleのコロナ禍での運営方針について語りました。

対面で物事がより速く進むことも

COVID-19が今年3月に本格的に拡がり始めたころ、ほぼすべてのApple Storeの一時的な閉店を余儀なくされると同時に、自宅学習やリモートワークの増加でMacやiPadの需要が増え、顧客対応に追われたAppleですが、小売全般を見渡してきたオブライエン氏は、対面とリモートワークの良いバランスを見つけることの重要性を強調しました。
 

(パンデミック禍において)新たに取得したスキルを活用している。同時に、対面でのコラボレーションが物事をより速く進める場合もある。対面とリモートワークの正しいバランスをとる必要があると感じている。

 
Appleは、Apple Storeで無料で開催していたToday at Appleセッションをオンライン開催に切り替えたりオンラインストアでもオンライン対応を主軸にしたインターフェースを導入するなど、可能な限りオンラインベースで顧客対応にあたっています。
 
オンライン注文の受け取りとGenius Bar予約のみの対応を行うエクスプレス仕様のストアも導入しており、米国での店舗数は11月末時点で全体のおおよそ半分にまで達しています
 

顧客がストアを訪問してくれたときに、すべてが体験可能であるよう努めている。ソーシャルディスタンスが敷かれた環境では難しいこともあるが、通常営業に戻れるときが来ることを心待ちにしている。

 
 
Source:Fortune via 9to5Mac
(lexi)


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