Appleが現地時間2020年12月5日、米国特許商標庁(USPTO)からApple WatchのサイドボタンへのTouch ID内蔵に繋がり得る特許を取得しました。
ロック解除やアプリの承認に利用することを想定
Appleが今回USPTOから取得した特許は、「生体認証システムを備えた密閉式ボタンを搭載した電子機器」というものです。
本特許は、生体認証には指紋認証方式、使用場面としてロック解除やアプリの承認などが想定されています。
静電容量方式の生体認証センサー
生体認証センサーは、静電容量方式が検討されているようです。このシステムを開発する目的として、「従来のボタン構造では液体や汚染物質が侵入する恐れがあるが、本特許内に記した方法で、これらの問題に対処する」と記されています。
イスラエルの情報サイトThe Verifierは、2021年に発売見込みの「Apple Watch Series 7」には、Touch IDが搭載されると報じていました。
Appleは、Apple Watchのサイドボタンだけではなく、ディスプレイ下やデジタルクラウンに指紋認証センサーを搭載することに繋がり得る特許も取得しています。
特許を取得したとはいえ、それがすぐに実製品に反映されるかは不明ですが、取得した数々の特許から、将来的にApple WatchにTouch IDが搭載されることが期待されます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Novabach
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-334766/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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