日本発のゲーミングブランド「REJECT」、eスポーツ関連事業を加速

eスポーツチームの運営を中心とするゲーミングブランド「REJECT」を展開する株式会社CYLOOKは、このたび社名を株式会社REJECTに変更しました。社名新たに、急成長中のeスポーツ業界を牽引し産業化することに注力していきたいとのことです。今回はそんな同社の取り組みにフォーカスしてみましょう。

「REJECT」の実績

同社は、2018年にプロeスポーツチーム「REJECT」を結成。「VALORANT」や「ワイルドリフト」、「コール オブ デューティ(COD)」などシューティングゲームを中心に9タイトルのチームを保有しています。中でも、孤島で最後のひとりになるまで戦う「PUBG MOBILE」では、タイトル最多となる6度の世界大会出場を経験。チームを牽引するDEVINE選手は、国内公式大会二連覇を達成し、かつてモストキル賞を獲得した名実ともに「日本最強プレイヤー」と言われる19歳のスタープレーヤーです。

また、PUBGチームは、2021年4月に国内大規模eスポーツリーグ「PUBG JAPAN CHALLENGE 2021 Phase1」を勝ち抜き、国際大会「PUBG WEEKLY SERIES : EAST ASIA Phase1」への出場権を獲得。4月14日~5月23日の期間、賞金総額約4700万円をかけた熱い戦いが繰り広げられるようです。

新規事業も視野に

このように、世界に通用するプロeスポーツチームを有する同社は、チームの強化および事業展開の加速を目的に、ジャフコ グループ・Z Venture Capital・East Venturesの各社が運営する投資事業有限責任組合およびAGキャピタルを引受先とする第三者割当増資により総額約3.6億円の資金調達を実施しました。

今回の資金は、選手・コーチ・アナリストの積極的な獲得、独自のデータ分析の導入などに充て、より最適なトレーニング環境の構築を目指すようです。また、ゲーミングブランドとして、映像制作やSNS、アパレルのクリエイティブの強化とそれに伴う採用も進めていくといいます。そして、新規事業として、教育事業へ本格参入予定。これからの日本のeスポーツ産業を支えるプロ選手を始めとするeスポーツ人材の輩出に貢献していく構えを見せています。

PR TIMES

(文・Higuchi)


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