iOS15でアプリ内で直接返金が可能に〜新たなStoreKit APIが導入

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Appleは年次の開発者会議「WWDC21」において、アプリ内課金の返金をアプリ内で直接行えるようにする新たなStoreKit APIを発表しました。

StoreKit APIで返金申請ボタンのアプリ内への埋め込みが可能に

これまでApple関連サービスから購入したアプリやコンテンツの返金手続きをするには、reportaproblem.apple.comにアクセスし、Apple ID とパスワードでサインインし、ページ上に表示される指示にそって返金の申請理由を選択し、リクエストを送信する必要がありました。
 
iOS15では返金プロセスが容易になり、アプリ内で直接返金手続きが行えるようになります。
 
新たなStoreKit APIで、“返金を要求する”の選択肢をアプリごとに埋め込むことができます。ユーザーはこのオプションを選択し、特定のアプリ内課金を選び、返金を求めるに至った問題を特定し、返金申請ボタンを押します。

48時間以内にAppleが返金状況について回答

一度申請が提出されると、ユーザーにAppleからメールが送られ、48時間以内に返金状況についてアップデートされる仕組みになっています。
 
iOS15は現在ベータ版が公開されていますが、正式版が今年秋にリリースされる見通しです。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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