その世界観が多くの人を魅了するアート集団チームラボが、この度、新たな作品である『憑依する炎 – Continuity』を発表。スマートフォンアプリ『teamLab: FIRE』を使って、作品の炎を持ち帰ることで所有し、他の人につなげることができます。
第一弾は、東京・豊洲の水に入るミュージアム「チームラボプラネッツTOKYO DMM」の屋外パブリックアートから開始されます。
『憑依する炎 – Continuity』を所有し、つなげる
楽しみ方は、まずアプリ《teamLab: FIRE》を起動して、特定の作品(※)や、他の人が持っているこの作品の炎に近づくと、自分のスマートフォンに炎がともります。その炎を、他の人の《teamLab: FIRE》に近づけると、炎がつながっていきます。このように、次から次へと他の誰かにつなげていくことで、炎は、世界中に広がっていくのです。アプリ内の地図では、広がる炎群を見ていくことができます。
※:《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》(東京、豊洲、チームラボプラネッツのパブリックエリア)
《忘れ去られていた地下道の朽ち果てていく場に永遠に憑依する炎》(九州、御船山楽園、チームラボ かみさまがすまう森)
他作品と同様、本作品は人々のふるまいに影響を受けながら、永遠に形を変化させます。炎の形は永遠に変化し続けるのです。
他者や作品とのつながりを実感
東京・豊洲にある「チームラボプラネッツTOKYO DMM」は、「超巨大なアートに、他者と共に、身体ごと圧倒的に没入し、一体となる」ことをコンセプトにしたミュージアム。
他者との接触はもちろん、作品に触れ、感じることが制限されるコロナ禍で、人から人へと、炎をつなげていくことで、他者や作品とのつながりを感じることができるのではないでしょうか。
(文・和泉ゆかり)
- Original:https://techable.jp/archives/157887
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:izumiyama
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