Spigenが発売した、AirTagのカード型ケース「エア・フィット」を購入して財布などに入れて使ってみたのでレビューします。カード型になったことで、財布やカードケースに入れて持ち歩きやすくなっています。
AirTagの携帯性が向上するカード型ケース
Spigenの「エア・フィット」は、AirTagをカードサイズのポリカーボネート(PC)素材プレートで挟み込むタイプのAirTagケースです。
「エア・フィット」はカード型なので、ストラップ型のケースを取り付けにくい財布やパスケースなどにAirTagを入れやすいのが特徴です。
この記事では、購入した「エア・フィット」を使用した印象をご紹介します。購入時点でAmazon.co.jpでの販売価格は2,490円(税込)でした。なお、本稿執筆時点(8月15日午前11時30分頃)では製品ページが表示されなくなっています。
AirTagを挟み込んで装着
「エア・フィット」のパッケージ表面には、カラビナを装着した状態の写真と、持ち運びやすさをアピールするアイコンが印刷されています。
パッケージ裏面には、カードケースに収納する写真と、サイズなどが記載されています。なお、サイズは85.6ミリ x 54ミリ x 6.6ミリです。
パッケージには、本体とカラビナが入っています。説明書などはありません。
本体とカラビナにはSpigenのロゴが入っています。
パッケージに入っている「エア・フィット」はプレートを組み合わせた状態です。AirTagを取り付けるためには、取り外す必要があります。しっかり組み合わされているので、溝にマイナスドライバーなどを差し込んで、ゆっくり外すのが良さそうです。
分解すると、内側にはAirTagを収納するための凹みと、中空部分を支える出っ張りがあります。
AirTagを収納する部分の内側には、クッションとして薄いスポンジが貼られています。
「エア・フィット」表面のSpigenロゴがある側に、AirTagのステンレス面がくるようにセットすると安定して収納できます。
2枚のプレートの側面にある小さい爪を溝に入れ、押し合わせて「エア・フィット」を組み立てます。
完成です。装着後にAirTagを指で挟んで回転させれば、Appleロゴの向きを調整可能です。
AirTag購入時にカスタマイズで刻印できる白い面も露出します。
AirTagを装着した状態で、何度か床に落としてみましたが、取り付け部分が緩んだり、AirTagが飛び出したりすることもなく、AirTagをしっかりホールドしていました。
厚みはカード3枚分プラスアルファ
Spigenは「エア・フィット」の厚みをカード約3枚分と案内していますが、AirTagを装着して、刻印のあるカード類3枚と並べてみると、3枚分よりもう少し厚みがあるように見えます。
AirTagを装着した状態の重さは、24グラムでした。
付属のカラビナは、穴に簡単に取付けられます。
カラビナを取り付けると、他の持ち物に取り付けやすくなります。
財布や定期入れに入れてみた
AirTagを装着した「エア・フィット」を、筆者が使っている2つ折り財布に収納してみました。
厚みがあるので、スリット状のカードポケットには入りませんが、数枚のカードを収納できるポケットには簡単に収納できました。ただし、薄手の財布だとAirTagの厚みが目立ってしまうかもしれません。
定期入れに入れてみたところ、AirTagの入った中央部が盛り上がって、IC乗車券が曲がってしまいます。
革製の名刺入れに入れてみました。やや存在感はありますが、きれいに収納できました。AirTag単体で入れたり、キーホルダータイプのケースを取り付けにくい用途にも便利に使えます。
AirTagの安心感に、持ち歩きの安定感をプラス
「エア・フィット」にAirTagを取り付けた状態で財布に入れ、丸1日持ち歩いて使ってみました。小銭入れに直接入れて飛び出してくることを心配する必要もなく、シリコーンケース装着時のような厚みの増加もなく、安定して持ち歩くことができました。
財布の厚みは増しますが、万が一紛失した場合でも簡単に探すことができる安心感が得られるメリットは大きいと感じます。
「エア・フィット」は白一色の、シンプルすぎるほどシンプルなデザインですが、財布に入れて使うと外観を気にすることはないので、主張すぎないデザインがちょうど良いのかもしれません。
なお、付属品のカラビナはSpigenロゴ入りで格好いいのですが、財布やカードケースに入れる用途では不要なので、省略して少し価格を下げてくれても良いのでは?と感じました。
製品情報:Spigen Korea/PR Times, Spigen/Amazon.co.jp
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-390172/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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