NPO法人バーチャルライツ(以下、バーチャルライツ)は、メタバースプラットフォームである「NeosVR」にて、世界初の完全VR社員総会を開催。法人レベルではどのように活用されているのか、バーチャルライツの取り組みをもとに紹介しましょう。
世界初の完全VR社員総会
インターネット上に構築される仮想の三次元空間を意味するメタバース。Techableでも、メタバースを活用した事例として、「メタジョブ!™」や「めちゃバース」などを紹介してきたように、近年注目を集めています。
最近では、Facebookがメタバースに注力すると発表したことが話題になりました。
今回バーチャルライツが完全VR社員総会を開催したのは、机上の空論だけではないメタバース活用を周知させるためとのことです。
VR社員総会では、VRアバターの挙手で議決が採られたほか、VRサインによる議事録署名を実施。ちなみに、遠隔での電子サイン行為となる「VRサイン」の有効性については所管庁である千葉県環境生活部県民生活・文化課NPO法人班から「本人と推定できれば問題ない」との回答を得ているとのことです。
メタバース活用で実現する、新しい法人運営の形
バーチャルライツは、VR文化振興を目的として、様々な事業を展開する特定非営利活動法人。今回の社員総会のほか、メタバースを活用することで、日々の業務やコミュニケーションもよりスムーズになると考えられています。
また、「アバターワーク」は、ジェンダーや年齢にとらわれない働き方を実現できることも特徴の一つです。
バーチャルライツは、今後も日々の業務の中で新しい法人運営の形を模索していくとしています。
(文・和泉ゆかり)
- Original:https://techable.jp/archives/165956
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:izumiyama
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