【体験記】強制隔離1日目〜ドアを開けるのは1日6回のみ。廊下にすらでない日々の始まり


 
1月28日、本日より新型コロナウイルス感染予防対策のための、強制隔離が始まりました。今日から数えて6日間、ホテルの部屋の中で過ごすことになります。

朝6時に館内放送で起こされる

昨晩11時過ぎにようやくホテルの部屋に入り、日付が変わってから就寝。ぐっすり眠っていたところを「ピンポンパンポーン」で始まる館内放送で、朝6時に文字通り叩き起こされました。
 
これは待機の最終日のPCR検査を伝える放送です。人によって入館日も待機期間も異なるので(待機期間は3日または6日)、これからおそらく毎朝6時に起こされることになるのでしょう。

ドアを開けるのは1日6回のみ

午前8時になったところで、チェックイン時にもらった説明書のQRコードをスキャンして新型コロナウイルス健康観察チャットの画面を開き、健康状態に関する質問にチェック方式で回答、検温した体温も報告します。
 
午前8時30分になり、朝食が配布されたことを通知する館内放送が流れました。たとえドアの外で配布している音が聞こえたとしても、放送が流れる前に勝手にドアを開けることは禁じられています。ドアの横には荷物置きが設置されており、食事はこの上に置かれます。
 
つまり部屋のドアを開けるのは、お弁当を受け取る時、食べ終わったゴミを出す時の、1日計6回のみ。それ以外は完全に部屋に籠もりっきりです。
 
ちなみに昼食は12時、夕食は説明書には午後6時とありましたが、午後7時に配布されました(トップ画像が朝食。この下の画像の上が昼食、下が夕食)。
 
lunch
 
dinner
 

室内に電子レンジがないので、お弁当は冷たいままいただきました。水は毎食、500ミリリットルボトルを1本ずつもらえます。

1日1度、健康状態を報告

午後5時ごろ、iPhoneのMySOSアプリに、健康状態報告を求める通知が届きました。ビデオ通話が始まるので、中央の枠に顔がうつるようにし、背景に部屋も映り込むようにして30秒待ったら終了です。
 

 
強制隔離中で現在地がわかっているためなのか、今日はMySOSでの現在地報告を要請する通知は届きませんでした。

どのように時間を過ごすかが課題

隔離期間中はまったく部屋から出られないので、最大の課題はどうやって時間を過ごすか、ということになります。
 
幸いWi-Fiは無料で使えるうえに、机も電源もあるので、仕事をする上での不便はありません。筆者はiPhone12 Pro、MacBook Air(M1)、iPad(第7世代)、Kindle Fireを持ち込んでいます。
 
記事を書くのはMacBook Air、日本語書籍を読むのはiPad、英語の書籍を読むのはKindle Fireと使い分けています。
 
ただ運動不足なので、明日以降はもう少し身体を動かす必要がありそうです。
 
 
(lunatic)


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